社員インタビュー

ラーメン屋の店長からシステムサポートへキャリアチェンジ【クリエイターズインタビュー】

Wizのミッションは、「ヒトと企業の課題をITで解決すること」と、「社員の成長を最大限支援すること」です。「人と企業の課題をITで解決すること」で、より働きやすく・生活しやすい環境が社会に普及するよう、事業展開を行っています。そんな急成長中のWizをクリエイティブな側面から支えるメンバーにインタビューを行い、クリエイターの脳内を紐解いていきます!

5人目となる今回は、大塚本社・システムサポート部署の瀬戸本さんにお話を伺いました。

システムエンジニア・瀬戸本さんにインタビュー


-自己紹介をお願いいたします!

瀬戸本:瀬戸本 正(せともと ただし)です。41歳です。出身は兵庫県姫路市。学校を卒業する前に大阪のIT系の企業の社長に拾われて、そのままプログラマーやったりSEやったり、社内の情シスもやったり。あとはプリセールスも。技術の話ができる営業さんみたいな感じですね。プロダクト講師経験もあります。前職はIT企業の何でも屋という感じでした。東京に来て今年で4年目になります。

ラーメン屋の店長がSEになり、Wizに入社したきっかけ

-Wizに入るまでのキャリアを教えてください。

瀬戸本:4年制の理工学系の大学へ進んで、パソコンをさわる機会があり、そっちの方が面白そうだなと思って、大学を辞めて専門学校に進みました。ただ、大学をやめた手前、「生活費は全部自分で稼げ」みたいなのはあったのでラーメン屋でバイトを始めたんですが、めちゃめちゃラーメンにハマりましたね。アルバイトなのになぜかチェーン店の店長のようなことをやることになって、アルバイトのシフトを作ったり、在庫確認して発注したり、銀行の入金までやったりしていました(笑)

チェーン会社からは「社員で入社してくれ」とずっと言われるくらい、ラーメン屋と学業の二足の草鞋を履いている状態になっていて、あまり就職活動もできていませんでした。そんなときに、前職の社長とたまたま知り合えて、「面白いから来いよ」「あー分かりました」となって、そのまま専門学校を辞めて製造業の業務システムを作っている会社にプログラマーとして入社しました。新卒で入ってずっとその会社で十数年。転勤で東京支社にも行っていたので、転職をする際にもあまり東京行くということにハードルはなかったですね。

-転職しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

瀬戸本:前職でも社内情シスみたいなのをやっていた時期があって、そっちのほうが面白いなと思っていたというのもありました。ずっと外向け(対社外)をやっていたから、今度は中向け(対社内)のことをやりたいなという気持ちがあって、じゃあ社内システムをしようと。半年ぐらい探し続けていたんだけど、未経験者で30歳越えているとなかなかないんですよね。そんなときに求人媒体でWizを見つけて、家から近いし大阪支社へ一回行ってみようとなって、そこからとんとん拍子で選考に進みました。でも大阪勤務ではなくて、東京本社勤務だったんですけどね(笑)

現在の仕事内容について


-主な仕事は何ですか?

瀬戸本:Wizの総合本部で、システムサポート部署の責任者をしています。ノートPCやデスクトップのPC周り、現場で使っているインカムやキーボードなどの機材面や内線・外線の電話システムのメンテナンスが主な仕事です。Wizは商材も多いので、電話番号だけで1,000番号以上はあります。あとは、インターネットですよね。Wi-Fi環境とかLANとかルータなどネットワーク周りの整備です。そして支社づくりも大切な仕事の一つです。新しいシステムの選定や交渉なんかもやっています。あと社内情シスとしては珍しいと思いますが、パートナー企業へのシステム提案や、PC販売、ネットワークや拠点の構築なんてお仕事もあります。

-仕事に対するポリシーを教えてください!

瀬戸本:基本的にはメール社会じゃないですか。依頼や問い合わせのメールをもらったときに「一撃必殺」で返せるようにしています。要はそこから「メールのラリーが続かないようにする」。そういうのを心掛けています。だから、相手が何を思って問合せをしているのか、どういう背景があるのかとか、どういう風に導いてあげたらいいのか、というのを全部考えて返すようにしていますね。

前職ではすごくメールのやりとりが多くて、ずっとメールのラリーが続いていました。Wizに入ってからはとにかく作業効率を上げなければいけないということを考えています。メールでやりとりをしていると、相手からのレスの方がやっぱり遅いんですよね。じゃあ「1回で終わらしちゃえ!」というのを日々心掛けて仕事しています。「OK」とか「それでやってみます」というような終了の返信が返ってくると嬉しいですね。

-Wizに入ってから感じたこと・良いところは何ですか?

瀬戸本:入社してすぐ感じたことは「こんなにメール来る?」ってくらいメールが来ることです(笑)具体的には、問合せや「こういう設定したいです」という質問系。それに対してひとつひとつ返していくのも時間がかかるので、手順書を作って返していたりしました。その蓄積が情報システムポータルサイトで、今は手順書をみるならここをみてくださいとなっているので、かなり簡素化出来ていますね。ポータルサイトの場所教えてくださいという質問が来るのは御愛嬌です(笑)

良いところは、とにかく判断が早いところ。例えば、前職だったらパソコンを1台買うのに半年くらいかかる。10~20台とか「結構まとまった数買いたいね」ってなったときに、社内稟議を通したりとか、役員会にかけたりとか、そこで突き返されて値段交渉をもう一回してきて、また最初からみたいな感じで、半年とか1年とかのスパンでしか動けなかった。Wizだと見積りとって価格交渉して、社長にOKもらえればそれでOK。しかも社長の判断も返信も速い。なので物事が進むのがめちゃめちゃ早いです。100万200万のものが早ければ5秒10秒で判断が出て買えるっていう、そのスピード感がすごい。ジェットコースターみたいな会社だなと思っています。

自分のなかで一番驚いたエピソードは、徳島支社をつくった翌日に社長が見に来たときのことですね。「これで支社完成したー」と思って安心していたら社長から連絡が来て、「支社の隣の部屋も借りたからまた作って」って言われたときは「えー!」ってなりました(笑)基本的には契約が決まって、1ヶ月半から2ヶ月くらいで支社ができます。このスピード感はWizならではですよね。


-仕事を通じて得られるスキルは、どんなものでしょうか?

瀬戸本:正直なところをいうと、技術的なスキルっていうのはなかなか難しい。システムサポートで扱っているものはサービスなので、例えばメールサービスなら、そのサービスの設定方法は覚えて使えるようになる。でも、他のメールサービスになると、使い方をまた1から覚えていかないといけない。次の会社に転職したときに、別のサービスを利用していると、前の知識はあまり役立たないですよね。なので汎用的なスキルという意味ではそれほど身につかないと感じています。

ネットワークスキルなども一緒だと感じています。ベースの部分は勉強するしかないですが、今のWizの仕組みを100%理解したとしても、次の会社に行ったときにその知識はどれだけ役に立つのかということです。なのでシステムサポートの得られる技術スキルというのはそれほど多く無いんじゃないかなと感じています。

ただ、技術的なスキルよりも、もっと別のスキルは身につくと感じています。全国の支社から毎日依頼があって一日何十件もの依頼が来るので、受け答えなどのコミュニケーションはしっかり出来るようになりますね。また、タスク管理や並列でやらないといけないことなどがたくさんあるので、並列処理をどうやるのかとか、優先順位をどう考えるかとかの判断力。あとは現場との折衝ですね。いわゆるコミュニケーションのスキルや仕事のタスク処理スキルはかなり身についていくなと感じています。

-部署のメンバーの雰囲気はどうですか?

瀬戸本:私を入れて5名でWiz全体(1,000名超えの従業員数!)のシステムサポートを見ているんですけど、和気あいあいとしているかなと。言いたいこともいえるし、例えば、役職がついてなくても「こういうのがやりたいです!」「こういう風に変えたいです!っていう声があれば、みんなで話し合って検討して変えていきます。基本的にはとても風通しが良い環境ですね。

土曜日出勤のときは、出勤しているメンバー全員でランチに行ったり、お酒が好きなメンバーは各自誘い合って飲みに行ったりしています。逆にチームで送別会以外の飲み会をやった記憶がここ最近ほとんどないです。歓迎会は全員参加してほしいので、メンバーにママさんもいることもあってランチ歓迎会にしています。システムをやる人ってどちらかというと理系の人が多く、あまり飲み会好きな人いないんですよね。若い人もそうですけど。なので今風な組織だと思っています。

今後携わるプロジェクトについて

-今後携わるプロジェクトについて教えてください!

瀬戸本:今年の夏ごろに新しくオープンする「池袋ハレザ支社」は、今年一番大きいプロジェクトかなと思っています。支社作りも仕事のひとつなのですが、現在ハレザのデザインなどの最終確認をしているところです。山崎社長のこだわりがいっぱいあって、すごく格好いいデザインが出来上がってきています。フロア全体的をフリーデスクにしようとしていて、固定席はあるけれど「フリーデスクで使っていいよ」っていうイメージです。完成まであと半年なので大変ですが、楽しいですね。

また、システムサポート内の業務効率ももっと上げていきたいですね。この効率の部分については、新しいシステムを導入します。また、PBX周りを担当する部署の新たな立上げや、社内のセキュリティ部分の強化など、今までシステムサポートだけだったところを、範囲を広げて仕事ができればいいなと考えています。

プライベートについて

-最近ハマっていることはありますか?

瀬戸本:もともとまったく運動をしなかったので、昔結構太ってて(笑)Wizに入る前、プログラマーをやっていたときは120キロくらいありました。Wizに入社したときに一回痩せて90キロぐらいになって、入社してからまた105キロぐらいまでになってしまって、「これはやばい!」となったときに、ダイエットと筋トレを始めました。そのおかげでがっつり体重が減り、今は90キロぐらいになったので、入社当時くらいに戻りました。

筋トレは、パーソナルジムに週2日1時間、24時間ジムには行けるときに行って2時間くらいって感じです。土日は行っているので、今は週4日以上は行っています。パーソナルのジムはWizが出資した「REAL WORKOUT」に通っています。食事指導も受けながらやっていて、サプリメントやプロテインなどにも力を入れています。筋トレ初心者でしたが今は自重ぐらいの重量を持てるようになりました。今は体重というよりも体脂肪を下げるほうをメインでやっていますね。

Wizで働く方に求める人物像

-どのような方にジョインしてほしいですか?

瀬戸本:技術的スキルや経験の部分は不安を感じなくてもいいです。過去にも営業部の新入社員などで「未経験からシステムに行きたい!」と異動してきた方は何名かいて、異動して2-3ヵ月でしっかり役に立ってもらえるぐらいにまでは成長できるので、気にしなくても大丈夫です。ただ、自分から学んでいける気持ちやコミュニケーションスキルなど、Wizではそういうことが大切かなと思いますね。

-Wizに転職をする方へアドバイスをどうぞ!

瀬戸本:Wizに入ってから「忙しいな」とは思うけど「しんどいな」とは思ったことがないです。毎日忙しいからこそ、毎日楽しい。私は暇なのがすごく嫌なので、仕事に来て「まだ午前中」とか「まだ〇時だよ」と思うのは絶対嫌なのですが、Wizにいると「えっもう17時半?」みたいな感じで、時短のママさんが帰るときに気が付くみたいな感じですね。日々いろんなことが起きますし、いろんな依頼があります。ジェットコースターのように時間が過ぎていきます。そういう感覚を味わえるのってすごく楽しいと思いますね。
なんでこんなに忙しいのに楽しいのかを考えたときに、会社として自分で手を挙げて「やりたい」「こうしたい」と言える環境だからかなと思います。いろんなことが起きるのが好き、巻き込まれて振り回されるのが好き、新しいことにチャレンジしたいと思っている人はぜひ一緒にやりましょう。

さいごに

今回は、Wizのシステムサポートで活躍する瀬戸本さんに取材をさせていただきました。今年の夏には池袋ハレザの新オフィスもオープン予定です。まだまだこれからもパワーアップしていくIT総合商社 Wiz(ワイズ)であなたも活躍しませんか?選考についてお気軽にお問合せくださいね!

次回のクリエイターズインタビューもお楽しみに!
 
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