コラム

電力自由化で引っ越し手続きが大変に!電気ストップの危機!?

みなさん、こんにちは!
Wiz電力自由化担当の二宮です。
今年の4月から電力自由化がいよいよスタートしますが、
これからは、引越ししたらどうなるの!?
このように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今までは引越しをしてからそのエリアの電気会社に書類を送ればよかったのですが、4月以降は
先に電力会社の契約をしなければならなくなりました。
電力自由化になったら契約してから即日に電気がくるのではなく、3日ほどかかるといわれています。(当日でも大丈夫な場合もあります)
もし先に契約していなければ新居に電気が来ず、真っ暗・・・ということも。
これからは、住民票を移すのと同じように私たちが電力会社を選び手続きをしなければなりません。なぜなら今まで契約していた電力会社には、供給義務がなくなってしまうからです。
 
今回は知っておかなければ大変!?引越しの際の電力の手続きについて説明します。

 
①転居先の電気の手続きはいつ行えば良い??
電気の手続きを行うには2通りのことが考えられます。
①今使用している電力会社を継続する場合
そのままの電力会社を継続するには今使っている電力会社に連絡をしましょう。
東京電力では「引越しれんらく帳」というサービスがあり、引越しをする際に面倒な手続き、電気・水道・ガス・プロバイダー・新聞などの変更連絡を一括で行うことができます。インターネット上で簡単に手続きをすることができてとても便利ですね。
参考URL:http://www.hikkoshi-line.jp/
②新電力に申し込みをする場合
この場合には契約中の電力会社に対する解約手続きと、新しく契約する電力会社との両方の手続きが必要になってきます。
解約の場合は引越しの1ヶ月前、もしくは日程が決まり次第すぐに連絡しましょう!
電気の解約をしたら次は引越し先の電気を手配します。
その際には検針票が必要になってくるので、請求書などを保管しておくことをおすすめします!
 
あくまで私の考えではあるのですが、今使っている電気料金、冬・夏でいくら使っているか知っておくとかなり便利ですよ!
電力自由化価格
また、とっておくのが面倒だな・・・いくら料金使ってるかなんて一々覚えられないよ!という方には電力会社によってはWeb上で管理できるところもあるのでうまく活用していきましょう。
 
②賃貸マンションやアパートの場合の契約はどうなる??
2016年4月からは基本的にアパート・マンションにお住まいの方でも個人で自由に電力会社と契約を結ぶ事ができるようになります。
各部屋に検針メーターがあり、個別に電力会社と契約している場合は、他の部屋の人とは関係なく自分の好きな会社から電気の供給を受けることができます。
 
ただし!アパートの管理組合を通して建物全体で一括して電力会社と契約している物件の場合は少し事情が違ってきます。
個別契約は不可という可能性もありますので、大家さんもしくは電力会社に確認しましょう。物件を選ぶときに仲介業者さんに事前に確認しておいてもらったら手間が省けるかもしれませんね。
 
③手続きを忘れたときはどうしたらよい??
手続きを忘れてしまった場合、当日でも間に合う場合はあるようです。
電力販売会社によって、その手続きや対応方法なども異なりますので、手続きを忘れていることに気付いた時点で対応可能な会社を調べましょう。
調べる手間などを考えたら、その地域ごとで対応が確実な大手電力会社(東京電力・関西電力・中部電力など)にまずは連絡をして、OKなら契約手続きを行い、引越し後に落ち着いてからご自身にあった電力会社選びをするのも良いかもしれません。
停電
ただ、やはり手続き忘れで電気がつかなくても誰も責められませんので、引越しが決まったら忘れずに手続きをしてくださいね。
※不動産仲介会社や引越し会社が代理で手続きをしてくれる場合もあります。事前に利用者自身が確認を含めて電力会社に連絡する事をおすすめします。
 
④電力会社によっては違約金など発生するの??
仕事の関係で転勤が多いよ!という方もかなり多いのではないでしょうか。会社によっては、契約期間が決まっているところもあり、そういったところであれば違約金がかかります。
特にネット回線やスマホなどとセット契約している場合は、解約に違約金が発生する可能性があります。
例えば、東京電力と提携しているソフトバンクでんきの『バリュープラン』は2年契約(自動更新)となり、契約満了日からさかのぼって2カ月の期間外にプランを解約する場合には、提携先の東京電力が定める途中解約金が2,500円がかかります。
※契約日から1年10カ月目~1年12カ月目の間に解約手続きを行えば解約金は発生しません。
更に1つ上の『プレミアムプラン』では途中解約金が5,000円発生してしまいます。
ENEOSでんきでは通常のプランでは原則0円、2年プランの途中解約は1,000円、など供給会社やプランによっても大きく変わります。
契約をする前には、「契約期間の縛りがあるか」「途中解約の場合は料金が発生するのか」などもチェックしておきましょう。
また、違約金が発生するケースでも、その新電力の供給エリア外に引越す場合は免除になるなど、柔軟に対応してくれる会社は多いようです。
会社によっても違約金の金額が異なるので、契約する前に必ずチェックしてみてください。
申し込み
⑤まとめ
2016年4月からは、従来の電力会社以外に新電力と契約して電気を使うことが可能になります。
引越しの手続きも従来とは変わってきます。
引越し時には、今使っている電力会社を継続する場合でも、そのことを電力会社に連絡しましょう。
手続きをスムーズに進めるために検針票(or請求書)を手元に置いて手続きを進めることをおすすめします!
引越しのタイミングで電力会社を選ぶことが今後普通になってくるかもしれませんので、使っている電気料金をきちんと把握し、引越し先の電力会社を選びやすくしておきましょう。
また、家族で戸建に引っ越すよ!という方や、単身赴任で引越すという方など個々の状況により、それぞれに合ったサービスを探すことができます。
電気のみの販売からセット割、トリプル割など様々ですので、お得にしたい、と考える人は事前にしっかりチェックしておきましょう。
Wizでも、今後電力の見直しコンシェルジュ事業を実施していく予定です。
電力の自由化を機に、通信とエネルギーのセット割など新たな事業も展開していく予定ですので、インターネットや、スマホ、電力の料金を見直したい場合は、ぜひWizまで、お問い合わせください。
お問い合わせアドレス
wiz_info@012grp.co.jp
 
最後に。
電力自由化後、引越してきたものの電気がつかない・・・とならないように、引越し前にしっかり手続きをしてくださいね!
 
 
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