社員インタビュー

人事副部長が語る人事最前線。リファラル採用は恋愛に近い?【後編】

こんにちは広報PRの杉田です。
山内人事副部長が語る人事最前線!!(前編)では、転職市場の動きから見える求職者の心の変化やWizのリファラル採用制度についてお伺いしました。
後編では、Wizのリファラル採用の実績や、今後の課題、求める人物像など、山内さんの人事に対する熱い想いを語っていただきました。必見です!
 
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プロフィール:
山内 友樹
人事採用部
副部長
Wiz設立メンバー(2012年4月入社)
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Wizのリファラル事例

—一番印象に残っているリファラル採用を教えてください

12名でWizを立ち上げた時、僕は一人でここにジョインしてきました。そこから事業をつくり出すためにはさらに頼れる仲間が必要だと感じ、前職で一緒に働いていた仲間をリファラルしてきました。自身の右腕、左腕となってくれ心強い存在がいたから、事業設立から運営までやってこれたのだと思います。僕自身の手で最初に実施したWizのリファラル採用。これが最も印象に残る事例ですね。

—とても思い出深い事例ですね。では、最近行われたリファラル採用は?
 
あるポジションに就いていただきたい方がいまして、その方を食事会に誘い山崎社長にも同席いただきました。入社後にミスマッチが起きると、相手にとってもWizにとってもプラスにはならないので、まず会社の代表である山崎社長が採用したい人材かどうか、会話を通し考えていただく時間を設けました。相手の方についても同様に、本当に働きたいと思ってくれるのであればそこで伝えてほしいし、お互いの考え方を共有しながら意見が一致するかどうかを見極めていただきたいと考え、計画した会食でしたね。

—リファラル採用で気をつけている点とは、どんなことでしょうか?
 
先ほどの事例でもお伝えした通り、ミスマッチを起こさないようにすることです。相手の人生を左右する決断になるので、そこは慎重に段階を追ってWizをさまざまな角度から伝え理解していただくようにしています。入社後に想像していた働き方や方針、組織とは違った…といったことは一番あってはならないことなので。常に行っていることですが、紹介したい人に対しては選考に来てもらう前に必ず会社の人間に会ってもらうようにしています。食事や会社に来てもらい、直属の上司もしくは、ある程度、権限を与えたい方については、山崎社長に会ってもらうようお願いしています。

リファラル採用から見えてきた採用全体の課題

―そんな中、Wizのリファラル採用において課題はあるのでしょうか?
 
採用自体の考え方を会社全体で合わせることです。現場が採用人数の要望を出した以上は、採りたい人数や求めるスキルなどを現場と人事が一緒になり、共に課題解決していく事が大事です。
採用業務は、人事の仕事でありますが、現場のための採用ということを忘れず、「採用活動とは現場も行うことだ」という意識をもっとWiz全体に根付かせたいと考えています。本社支社関係なく、現場と人事の考えを合わせていけるような仕組みや関係づくりが課題ですね。

―地方拠点で実際に行われている、現場と人事の意識合わせとは?
 
そうですね。例えば離職率が高くなっていれば、必ず現場担当を呼んで採用ミーティングを開きます。採用に問題があるのか、現場に問題があるのか、次はこういう手を打っていこうという意識を合わせをしていきます。そうすると採用に関してのモチベーションがお互いに持続されるわけですよね。離職したからその分もっと人を入れていきましょうという考え方ではなく、人材一人ひとりを大切にし、辞めてしまった事実を検証することから一緒に始め、共に施策を練るよう努めています。
今後、僕たち人事がやらなければならないことは、採用における意識改革を現場にも促すこと。まだ手を打ち切れていないので、そこも課題の一つとなっています。

人事の想いと願い

―今思うこと、そして人事としての想いをお聞かせください。
 
今、転職者はリアルな情報を求めています。飲食サイトを見ればわかると思いますが、店舗が発信している情報だけではなく、お店に足を運んだリアルな人の情報「口コミ」を顧客から進んで取りに行こうとする動きが主流になってきていますよね。転職市場も同じ流れの中にいます。一方的に企業が打った求人媒体の内容を見るというよりかは、実際にそこで働いている方々の生の声「口コミ」を得ようとしています。エージェントや求人広告だけに留めるのではなく、やはり会社に所属する社員の一番近くて一番リアルな情報を発信させて、個々の動きからもっと採用活動を活性化させた方が、より転職者が求める情報を届けることができると思います。人事はミスマッチなく、マッチングの高い方々をWizに入れられるよう、リファラル採用をはじめとする仕組みづくりを確立させ、取り組み自体を強化させなければなりませんね。

―どういう人材に来て欲しい、見つけて欲しいと思いますか?
 
「何をするかより誰とするか」という考え方に共感できる人と一緒に働きたいです。紹介する側の従業員については、本心からこの人と一緒に働きたいと思えるような人材を連れてきてほしいです。仕事をする上でその時間を誰と過ごすかというのはすごく大切なことなので。大学の先輩、後輩、同級生であろうが、お店で出会った人だろうが、「一秒でも多くその人と一緒にいたい、仕事をしたい」と思える人と出会い、それをリファラル採用のチャンスと捉えてくれると嬉しいですね。
リファラル採用って恋愛と近い部分がありますから。スキル云々ではなく、まずこの人とできるだけ長くいたいかどうか、シンプルにそこを重視してもらいたいです。

さいごに

全2回のインタビューを通して、山内さんの採用全体に対する熱い想いや、「何をするかより誰とするか」というリファラル採用における考え方など、人事という仕事の奥深さを感じることができました。山内さん、ありがとうございました!
次回のリファラル採用インタビューも、ぜひご覧くださいね。
 

▼前編はこちらから
山内人事副部長が語る人事最前線!!(前編)

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