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アメリカへ行ったMIYUKIブログ〜街の再開について〜

こんにちは、小野です!
今回はアメリカでの最近のニュースをお伝えしたいと思います。

トランプ大統領の宣言

以前の記事でお伝えしそびれてしまったのですが、4月中旬頃トランプ大統領が、「各州の感染状況に応じて、近いうちに街を再開する。」ということを宣言しました。ですが、アメリカでは大統領が何を言おうと“州の知事次第”という考え方があるんです。州の知事が、「例:これ以上大統領が〇〇というのなら、訴えることを検討している」この考えがアメリカでなのです。
今回の再開宣言にはかなり賛否両論がありました。私の周りの人は、大抵が“NO WAY!(ありえない!)”と言っていました。ただ、CONTINUE TO STAY HOMEを街中で紙を掲げて訴えている人もいれば、自宅待機にお手上げな人や無職で困っている人は、逆に再開して欲しいと街中で抗議する光景もあったようです。

アメリカ各州の知事の決断

では早速、トランプ大統領が宣言した“アメリカの街復活宣言”直後の、各州知事の決断を私がお伝えできる範囲で、共有します。
それぞれの州で方針は異なりますが、マストなベースとしていずれの州も、自宅待機命令を全面解除するわけではなく、一部を緩和しながら、営業が許可された業種においても継続して顧客・店側双方のマスク着用や入店人数の制限などによるソーシャルディステンスを保つ等、ガイドラインによって再開に伴い厳しい条件が課されています。
 

ニューヨーク州

5/15からガーデニングやドライブイン映画館、テニスなどのアクティビティやローリスクビジネスなどの営業が再開しました。
 

コネチカット州

5/20から業種別にガイドラインを掲示し、美容院や屋外美術館、動物園、飲食店、そして一部ですが小売店の営業が再開しました。
 

マサチューセッツ州

5/18以降4段階(初期・警戒期・注意期・新日常期)に分けて商店などの一部再開などを慎重に進めることを発表しており、各段階で少なくとも3週間観察、安全が確認できなければ次の段階に移ることはなく、後戻りもありうるという慎重な内容となっています。
18日からの第1段階について、建設・製造・銃器・宗教施設などが25日から利用可能。ペットトリミング、自動車関連、実験施設小売一般(屋外引き渡し)などが対象です。一般オフィスは25日以降の再開、25%の規模までの再開はボストン市内は6/1以降となっています。
 

メイン州

5/1から限定的に美容院、ペットケア、自動車関連の営業を許可しました。
 

ニューハンプシャー州

5/11から美容関連のお店や一部小売店の再開、飲食店は屋外での食事提供を5/18以降再開を許可しました。
 

ロードアイランド州

5/9から限られた一部小売店のみ営業再開を許可。公園やビーチなどの再開も視野に入れていますが、引き続き慎重に検討しています。
 

バーモント州

4/20から不動産業・弁護士など“人的接触度が低いビジネス”の2名体制での出勤再開を許可。5/1からは農産物野外市場を再開し、5/4から10名以下の屋外作業、工事、製造業などを条件付きで解禁しています。
 

ジョージア州

4/24からプロのヘルスケアなど、それに相当するデータやテストの掲示をした上で、ジムや美容院、ボーリング場、ボディアートスタジオ、ネイルサロン、マッサージなどを必要最低限の従業員のみで再開店の許可を掲示しました。
 

サウスカロライナ州

学校の再開はまだ未決定ですが、ソーシャルディスタンスガイドラインに従う条件で、お店とビーチの再開店許可を掲示しました。

おまけ〜旦那の職場のケース〜

まだ完全自宅勤務を強いられていますが、先日全従業員へ向けて個々に電話が入り、自宅勤務の継続か出勤に戻すかは個人の状況次第でどちらでも可能となりました!出勤したとしてもソーシャルディステンスを保たなければいけないため、通常通りにならないことは念を押されています。ガイドラインに合わせて、ソーシャルディステンスを保つためのオフィスの配置や共有場所等は、従業員全員が気にするだけでなく、会社側が対策として環境作りをしなければいけないため、現状ベストな方法を整えているようです。ちなみに、旦那は週2、3日会社へ出勤する予定です。

今回はこの辺で、また近々ニュースをお届けしますので、待っていてくださいね!
 
 
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