社員インタビュー

Wizには働くパパやママを応援する文化がある。時短勤務を経験した男性クリエイターにインタビュー。

Wizでは育児休暇や時短勤務など、子育てを支援する福利厚生制度を設けています。今回は、多忙なイメージがあるクリエイティブ職において、部長・次長という役職に就きながらも、お子さんが生まれた直後に時短勤務をされていた山本部長と青木次長にお話を伺いました。

働くパパやママを応援する風土があるから、周囲の理解も得やすい

―お二人とも、お子さんが生まれた直後は時短勤務をされていたそうですね。

山本部長:最初、子供が生まれて2週間くらいは時短勤務でした。
青木次長:僕も、つい最近2番目の子が生まれたときは、2週間だけ時短勤務にしていました。妻が入院していて、上の子の面倒をみなきゃいけなかったので、学童にお迎えに行ったり、ご飯作ったり、寝かしつけたりしていました。

―お子さんが生まれる前から、時短で働こうとは考えていましたか?

青木次長:予定日の1ヶ月前くらいに会社に相談していたので、スムーズに時短勤務への変更ができました。

―なるほど。時短勤務への移行はスムーズだったんですね。

青木次長:時短勤務を希望した際、すぐに申請が降りましたね。
山本部長:会社に対して何かしたっていうのは、自分も意外とそれくらいですね。あとは、奥さんも仕事をしているから、子供が熱を出したときに、奥さんが仕事を抜けられなくて、自分が代わりに行くこともあります。
青木次長:僕も一緒です。

―働く時間が短くなると、時間の使い方も変わってくると思います。どのように対応していましたか?
山本部長:急ぎの案件とかは、部下にお願いしています。もちろん、家に帰って子供を寝かしつけた後に、最低限処理しなきゃいけない申請・承認・確認系は対応していましたが。あとは、他の人にお願いしていました(笑)。「ちょっとコレお願い…!」みたいな。
青木次長:僕も同じですね。

―正直、周りに嫌な顔をされることは無かったですか?

青木次長:状況を分かってもらっているので、皆気持ちよく「いいですよ」って言ってくれますね。会社的に「働くパパやママを応援する」という文化があると感じています。それに、最悪、他の人が分からなかったときは、自分で家に持ち帰ってできるかなと思っています。
山本部長:僕らは仕事の内容的に、オフィスにいなくても作業ができるからいいよね。そういう意味では、やりやすいと言えばやりやすい。欲を言えば、月の中で在宅勤務できる時間が決まっているから、もうちょっと会社として許容してほしいですね。そういう話で言うと、福利厚生にもう少しお父さん側のメリットを作ってほしいかな。

―例えば、どんな福利厚生制度がほしいですか?

青木次長:「キラキラお父さん手当」とか?(笑)
山本部長:「キラキラお父さん手当」だったら、僕ももらえると思う(笑)
青木次長:「キラキラ営業女子手当(※)」があるなら、あってもいいんじゃないかと。
山本部長:「保育園のお迎え休日」とか、「お迎え時短」みたいな、月に数回は勤務時間を短縮できるものがあれば助かりますね。
※キラキラ営業女子手当…営業部、営業推進部の女性責任者に対し、最大2万円を支給するWizの福利厚生制度。

―男性の育休取得のハードルが今より下がったら、取ってみたいと思いますか?
山本部長:僕は取ってみたいですね。Wizにも制度としてちゃんとあるし。
青木次長:そんなのあったんですね。

―男性も女性と全く同じ条件で育休を取得できるんですけど、残念ながら社内にまだ浸透していない感じですね。
山本部長:確かに、そこまで浸透はしていないですね。子供が生まれて2ヶ月とか3ヶ月とか、一番大変な時期は男性が育休を取るのも良いと思います。

多忙なイメージのクリエイティブ職が、子供との時間を確保するには

―家事や育児で担当していることを教えてください。

山本部長:朝、子供の面倒をみるのは自分の担当。子供が2人いるので、1人を8時45分に保育園に預けて、もう1人を9時位に預けています。恵比寿支社は基本10時出社なので、それから出社する流れですね。家事だと、洗い物とお風呂掃除、あと上の子の登園準備も担当しています。
青木次長:僕の場合、上の子(娘)が小学校2年生で、ある程度のことは自分でやる年齢になってきたので、下手に手を出すと怒られる。靴下とか出しておくと、「私がやるからダメ!」って…。ただ、僕が元々美容師だったから、髪の毛のセットだけはやらせてくれます。今は息子が生まれたから、毎朝おむつを捨てるのも担当。あとは夜泣きがあるので、起きて面倒をみたりもします。
山本部長:僕の場合、夜中に下の子にミルクをあげるのも担当しています。朝と夜中担当ですね。
青木次長:あと、お風呂も僕の担当ですね。娘と息子と3人で一緒に入る。早く帰ったときは絶対に3人で入ってますね。

―クリエイティブ系の職種は多忙なイメージがありますが、意外とお子さんと過ごす時間が取れているんですね。
山本部長:帰ってくる頃には子供が寝ていることが多く、平日はあまり関われないので、その分、休日はできるだけ家事をやっています。ご飯も作るし、お風呂も入れるし、洗濯物も干す。公園に子供を連れて行くのが一番楽ですね。公園に行けば、後はひたらすら走り回ってくれるので(笑)。
青木次長:1回も会ったことはないんですが、同じ公園に子供を連れて行ってるんですよ。たまに「最近、遊具増えたよね」って話してる(笑)

―お子さんの面倒を見るとき、一番大変なことはなんですか?

山本部長:言うことを聞かせることかな。やっぱり、言い聞かせたところで直ぐに「はい」とはならないし、こっちが面倒くさいからって、無理矢理連れて行くとか、強引にやると収拾がつかなくて尾を引く。あとは、まだ子供が小さいから、夜中に病院へ連れて行かなくちゃいけないのは大変と言えば大変ですね。
青木次長:1人目が娘、2人目が息子だから、男同士の仲間ができて、違う楽しみが増えましたね。前までは、服を買いに行っても配色とか気にしてあげる程度だったけど、息子ができてからは凄く真剣に選ぶ。いちいちベビーカーで寝ている息子に服を乗せて「ちょっと違うな」みたいな(笑)。自分はそういうのをやらないタイプだと思っていたけど、すごいやる人だったんだって気付いたし、それが今の休日の楽しみですね。

リアルな感覚がクリエイティブに活きる

―お子さんが生まれてから、仕事の仕方で変わった部分はありますか?

山本部長:早めに帰れる日は帰るようにしていること以外は、特に変化はないですね。元々が「土日も出社してました」とか「終電まで働いてました」とかなら、「土日は休むようになりました」とか言えるんだけど(笑)。
でも、土日に仕事のことを考える時間は減ったかもしれない。あとはやっぱり、興味の対象が変わる。奥さんが妊娠中は凄く妊婦さんが気になったし、子供が生まれてからは、同じくらいの年の子が目に入る。今まで気にしていなかったことが気になるようになったし、保育や育児に関するネタには強くなりましたね。やっぱり、自分事になったので。
青木次長:情報に敏感にはなりましたよね。
山本部長:メディアを作るにしても、「それはちょっと違うな」とか、「その情報はいらない」とかっていうのがリアルではある。それ以外は仕事にあんまり影響ないかな(笑)。
他には、子供たちが日々凄く頑張る姿を見て、「大人ももっと頑張らないとな」と思うことがあります。彼らはハイハイするのにも一生懸命で、一生懸命の塊そのもの。やっぱり頑張らないと成長しないんだなと思うと同時に、「皆、もっと頑張った方が成長できるよ」みたいなことを考えたりはしますね。

―その感覚は役職者ならではかもしれないですね。前回インタビューした方々は「子供が頑張ってるから自分も頑張らなくちゃ」って言っていたので。

山本部長:それは素晴らしいね。あと、子供が2人もいるから、前よりも健康に気を遣うようになったかも。お酒の量をちょっと減らすとか、ちょっと野菜を食べるようにするとか。
仕事に関しては殆ど変わってないと思います。前倒ししても変わらないから、基本は持ち帰るスタンスで、本当に急ぎの案件は他の人にお願いするしかない。それこそ、子供が生まれる前からやっていることなので、感覚的には以前と同じですね。無理に仕事の仕方を変える必要がないってこと自体が、働く環境として凄くありがたいとは思います。
青木次長:確かに、自然と受け入れていただいてる感じはしますね。

さいごに

数多くの案件を抱える多忙なお二人が時短勤務を実現できる程に、Wizには「働くパパやママを応援しよう」という文化・風土が根付いていることがわかりますね。小さなお子さんがいるパパやママでも、「成長したい」「上を目指したい」と考えている方であれば、必ず活躍するチャンスがあります。少しでもWizに興味を持っていただけた方は、是非オフィス見学にいらしてください。

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