実はこんなに種類があった!身近なIoTの成功事例をご紹介!
近頃よく耳にするようになった「IoT」という言葉。皆さんは、IoTがどのようなものか正確に把握できていますか?今回は、IoTとはどのようなものなのか、身近にあるIoTの成功事例を交えてご紹介します。
IoTとは
IoTは、そのまま「アイオーティー」と読みます。Internet of Thingsの略で、モノのインターネットという意味です。「モノのインターネットとは何ですか?」という声が聞こえてきそうですね。例えば、皆さんは、スマホを使って、インターネット上で検索をしたりしていると思うので、スマホがインターネットと繋がっていることは理解できると思います。よって、スマホは電話とインターネットが繋がっているIoTなのです。そして、これからはスマホだけではなく、様々なモノとインターネットが繋がっていく「IoT最盛期」を迎えようとしているのです。
それでは、実際に私たちの身近に潜んでいる、IoTの成功事例をご紹介します。
IoTの成功事例
■バスの停留所
近年、交通機関のIoT化も進んでいます。バスは、渋滞などにより時間通りに来ないということが多々あります。その様な場合に、停留所にあるQRコードを読み取れば、バスがあと何分後に到着するかが確認できます。その他にも、停留所に電光掲示板が付いており、今バスがいくつ前の停留所に到着しているのか、リアルタイムで知ることが可能になりました。バスの位置をGPSで把握し、お客様にお知らせするというIoTの形です。
■自動販売機
ICカードで飲み物が購入できる自動販売機がメジャーになりつつありますが、あれもIoTのひとつです。小銭を入れる必要がないというメリットだけではなく、ICカードを通じて購入者の属性が大まかに分かるので、どのような種類の飲み物を多く設置すれば販売数が伸びるか、などの販促活動に生かすことができます。
■自動車
自動車のIoT化も進んでいます。ニュースでたびたび話題になりますが、世界の自動車メーカーが「自動運転可能な自家用車」の実用化を急いでいます。センサーを搭載した自動車が、「走る」や「止まる」の動作を、自動で行うというものです。もうすでに、自動ブレーキを搭載した自家用車の実用化は進んでいますが、それこそが自動車のIoT化の始まりともいえます。
■ドローン
世の中にある程度認知されつつあるドローンもIoTのひとつです。個人でも簡単に空撮ができ、一見個人用のおもちゃのように捉えられがちですが、商用でも活用されています。今まではかなりの時間とコストをつかっていた航空測量も、ドローンを活用することで、時間とコストの大幅な削減を実現しました。
■ペット
ペットが飼いたいけど、家を留守にすることが多くて心配…そんな方に向け発売されているのが、ペット用の自動給餌器です。スマートフォンとWi-Fiを連携させ、外出先からでも、適した時間帯にペットに自動で水や餌をやることが可能です。獣医師監修の元、餌の適量を指示してくれたり、ペットが餌を残すと健康状態の異常と判断し、飼い主に通知してくれます。ペット業界でもIoT化が進むことで、外出中の心配を減らすことができます。
■宅配BOX
近年、インターネット通販の普及により宅配便の再配達の増加が問題になっています。その問題に対応するため、スマホのアプリを鍵にして、外出中でも荷物を受け取ることができる宅配BOXが開発されました。アプリを起動してスマホをかざすだけで、簡単に荷物の受け取りができます。「好きな時に買えて、好きな時に受け取れる」というニーズにこたえるIoTの事例です。
■カメラ
カメラがインターネットと繋がっており、部屋の中の様子をスマホやタブレットに通知してくれます。顔認証センサーが付いているものもあり、対象となる家族を設定することができます。外出中でも、家族に異常がないか確認することが可能です。似たようなシステムで、防犯カメラもあり、家族以外の人間を認識すると、スマホやタブレットに通知がくるというものです。より一層暮らしやすい家づくりに、IoTが活躍しています。
まとめ
いかがでしたか?
皆さんが、日常生活で当たり前に利用しているものの中にも、IoTは隠れています。モノとインターネットを繋ぐことで、生活はより便利に快適になっていきます。今後、驚くようなものがインターネットと繋がる日がくるかもしれません。Wizでは、来る「IoT最盛期」に向けて、光回線を中心にインターネットに関する様々な面でご相談をお受けしております。ご質問、ご相談等いつでもご連絡お待ちしております。