コラム

自転車通勤の為の、やさしい安全教室

こんにちは。いつも、安全運転(自転車だけど)!広報部のshiho.kです。
去る2015年6月1日、道路交通法改正により、自転車の交通違反に対する罰則規定が重くなったことを知っていますか?

自転車は、歩行者と車、どっちのルールを守れば良いの?
休日はよく、愛車(自転車)を乗り回している私にとって、
自転車のルールが厳しくなったことはとても重要な出来事です。
 
乗るたびに神経質な運転を強いられ、
「こんなはずじゃなかった・・・」
全く楽しくありません・・・
 
私の愛車(自転車)は、クロスバイクという種類で、
普通のママチャリよりも、だいぶスピードが出ます。
 
颯爽と走り、風を切る感じが、遊園地のアトラクションに乗っているみたいで、なんとも気分爽快!
なはずなのです。
 
とは言っても、走っているのは、車も人も通る公共の道路なので、
ルールを守って安全に通行することは当たり前ですよね。
 
自転車は免許いらずで手軽な乗り物。
 
最近は、体力づくりやダイエットのため、また、空気を汚さずエコということで、
今、自転車がブームです。
一昔前よりもだいぶ自転車人口が増えていると思いませんか?
 
しかも、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツタイプの自転車が多く普及し、
どれも車並みのスピードで走ることができます。
 
実は、法律上、自転車も車両の一つ。
規則を守るのは当然です。
 
しかし、先日の法改正で、個人的に一番衝撃を受けたのは、
イヤホンで音楽を聴きながら運転しちゃいけないっていうことです。
 
いや、でもそれは困る・・・
それは本当に困る・・・
じゃあ、爆音で音楽かけながら走っている車はどうなのさ・・・(心の声)
 
好きな音楽を聴きながら、颯爽と走る
ことが、私にとっての楽しみでした。
 
休日はこんな感じで、気分よくサイクリングしていました。
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なので、すんなり「うん、わかった。」とは言えない!
またまた、調べました。
 
すると、「イヤホンで音楽聞きながらの自転車運転NG」説がいろいろと物議を醸しているらしく、
両耳が塞がってなければ良いとか、音量が低ければ良いとか、
ネット上でもいろいろな情報が流れているようでした。
 
実際、
これは絶対ダメ!
これなら絶対に大丈夫!
と言えるようなことはなさそうです。
 
前提として、危険な運転をしてはいけないというのがあり、
何をもって危険な運転になるかというのは、その時々の警察の判断ということになります。
 
ただ、考えてもみれば、周りの音が聞こえない状態で運転をするのは、間違いなく危険ですよね?
周りにも、車や人がたくさんいるわけですから。
 
私は、怖くて、両耳が塞がるなんて考えられませんが、
両耳イヤホン装着で結構スピードを出している人は結構見かけます。
 
風を切りながら颯爽と走り抜ける
そこに音楽がプラスされれば、なおのこと気持ちが良いのはわかります!
 
でも、やっぱり危険!
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実はあなたも違反しているかもしれない!?
危険な運転をしていると、自分が怪我をする可能性があるだけでなく、
事故を起こし、加害者になってしまう可能性もあります。
年々、自転車事故の件数は年々増えており、死亡事故もかなりあるようです。
 
自転車事故で、自分が加害者になってしまった場合、9千万円くらいの賠償金が発生するケースもありました。
(出典:日本損害保険協会発行「知っていますか?自転車の事故」)
そう考えると、自転車の運転も注意しなければなりません!
 
自転車通勤や子どもの送り迎え、趣味がサイクリングなど、自転車は私たちの生活には欠かせないアイテム!!!
 
ということで、知っているようで知らない
わかっていたようで間違っていたかも・・・
 
という内容のルールを、警視庁が配っている「自転車の正しい乗り方」というパンフレットを参考にご紹介します。
 
①自転車は、車道が原則、歩道は例外
以下、例外のケース
・歩道に、「自転車通行可」の標識があるとき
・13歳未満の子供や70歳以上の高齢者や体の不自由な人が運転するとき
・自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ない状況のとき
 
②車道の左側通行
→ただし、自転車道がある場合は自転車道を通らなければなりません。
私の街にもこの自転車道というものがあり、歩道と違って段差がないので、車と同じようにすいすい走れます。
ついつい、スピードが出てしまうので気をつけないといけませんね!
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③歩道を走る時は、歩行者優先で車道寄り!
→歩行者の通行の邪魔になりそうなときは、一時停止をする
 
④子どもはヘルメットを着用
→ここでいう子どもとは、13歳未満の子供のことをいい、保護者はヘルメットをかぶるよう努めなければなりません。
 
自転車事故で死亡した人の損傷部位は、64.1%が頭部ということで、子どもだけでなく、大人もヘルメットを被ったほうが良さそうです。
 
⑤安全ルールを守る
・飲酒運転禁止
→「今日は飲み会だから、自転車ででかけよう~♪」これ、ダメです!
自転車も、飲んだら乗るな飲むなら乗るな、です。
自転車の規則違反の中では、最も重い罰則で、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金となっています。
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・2人乗り禁止
→ちなみに、子どもの送り迎え等で子どもを乗せる場合がありますが、
子ども一人までは、一般の自転車に幼児用の座席を設ければOKです。
 
ただ、子ども二人の場合は、一定の安全基準を満たした、幼児2人用自転車というものを使用しなければなりません。
もしくは、子どもが6歳未満であれば子守バンド等で背負うなどしてもOKです!
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・並走禁止
→特に学生なんかは、友達と一緒に並んでおしゃべりしたいですよね。
でも、これにもきちんと罰則があります。2万円以下の罰金か科料ということで、なんと立派な前科になってしまうみたいです。
 
・暗くなったらライト点灯
→ライト電池が無くなっちゃったまま、面倒で交換してない・・・許されません。
また、夜でも明るい道だったりすると、たまに付け忘れちゃったりすることもあるかもしれませんが、
今は、暗くなると自動で点灯してくれる便利なライトもあったりするので、そういった物を活用してみましょう!
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・信号無視禁止
→言うまでもありませんね。悪いに決まってます。
ただ、自転車の見るべき信号はちょっと難しい・・・
自転車が従うべき信号は対面する信号機で、歩行者用の信号機に「歩行者・自転車専用」と書いてある場合は、
車道を走っているときでも、歩行者の信号機に従わなければなりません。
 
車道の信号が青でも進んじゃいけません!(これは、守れていなかったかも・・・)
 
・遮断踏切立ち入り禁止
→これ、危ないシーン結構見ますよね・・・遮断機が閉じ始めたり、警報機が鳴ったら、踏切に入ってはいけません!
 
・ブレーキ不良の自転車運転禁止
→前後どちらかだけブレーキが効く状態でも、スピードを落とすことはできますが、
危ないのでそのような状態の自転車には乗らないようにしましょう!
 
・傘さし運転禁止
→これ、イヤホンと同じくらい当たり前の光景になってますよね。前がよく見えない状態で運転していることもそうですが、
ちょっとしたことでバランスを崩し、そこから事故につながる可能性が高いです。
雨の日は、自転車に乗らないか、レインコートを着て自転車を運転しましょう!
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・携帯電話使用運転禁止
→これも、結構見かける光景ですよね・・・車で言うとよそ見運転です。
言うまでもありませんが、危険過ぎます!絶対やめましょう!
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以上、自転車のルールについて、あやふやになっていそうな事柄の確認でした!
 
万が一、事故が起きてしまったら・・・
自転車にも保険があるって知ってましたか?
さっきもお話しした通り、自転車でも事故は起きます。
 
自分が怪我をするだけでなく、相手に怪我を負わせることになったり、
相手のものを壊してしまうことがあるかもしれない・・・
そんなときのための保険です!
 
個人賠償責任保険や傷害保険、TSマーク付帯保険と種類がいくつかありますが、
それぞれ特徴があるので、選んで入っておいた方が良さそうです。
 
TSマーク保険とは、簡単に言えば、車の保険の自転車バージョン。
 
要するに、自転車保険です。
 
これは、自転車安全整備士が点検整備した自転車が入れる保険で、
損害保険と賠償責任保険が付いている保険です。
 
有効期限があり、期限は1年ですが、年に一度、プロの整備士さんに点検してもらうことは、
安全な運転をするには必要かもしれないですね!
 
安全は一人ひとりの思いやり
思えば、生まれてから一番最初に運転する乗りものって、自転車じゃないですか?
子どもの頃、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと、一生懸命乗る練習をしましたよね?
これからも、自転車とは長い付き合いになりそうです。
 
運転するのが不慣れな内は気を付けて運転しますが、乗りこなせるようになると、なかなか気をつけようとはなりません。
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ですが、自転車事故、起こってからでは遅いです!
明日は我が身!
一人ひとりルールを守り、安全な自転車運転を心がけましょう!

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