責任あるポジションへ導いた「会社を良くしていきたい」という想い【Wiz WOMAN】
ITの総合商社でありながら、従業員の男女比はほぼ半々と、Wizでは多くの女性が活躍しています。取締役陣に時短で働くママがいたり、育児と仕事を両立させる女性在宅ワーカーがいたり「女性が働きやすい環境づくり」に注力している点は大きな魅力の一つといえます。当企画「Wiz Woman(ワイズウーマン)」シリーズでは、そんなWizで働く女性たちにフォーカスして様々な角度から取材をしていきます。
Vol.3となる今回は、2020年7月に事業統制部の部長に昇進された大谷さんにお話を伺いました。
事業統制 大谷さんにインタビュー
―まずは自己紹介からお願いします。
2015年に新卒入社し、現在、事業統制部で部長を務めています大谷です。本日はよろしくお願いします。
Wizへの入社は直感で決めたところがありますが、年々、自分に合った会社だなと感じています。入社1年目は営業部でテレマーケティングの業務を行っていて、Wizって体育会系の会社かも…と思っていました(笑)。しかし、親切かつロジカルに仕事を覚えさせていただけたので、まったく業務に抵抗なく、受注が取れる度にテレマーケティングの楽しさを知っていったように感じます。特に責任者の方に褒められたときは嬉しくて、仕事に対する意欲ややりがいをこの時に覚えましたね。
―現在はどんなお仕事をされていますか?
現在、バックオフィスとして「商品企画」「制度企画」「パートナー管理」の3つの部署を管轄しています。
それぞれの部署を簡単に説明すると、まず「商品企画」は、営業部が滞りなく営業活動ができるよう、新商品の業務フローを整えたり、1件あたりの計上基準を決めたりします。
次に「制度企画」ですが、ここでは主に人事制度の企画を行っています。全社員がKPI、KGIを明確にし個々のミッションタスクが適正かどうかシステムを活用してチェックすると同時に、会社の方向性と人事制度をどうフィットさせていくかを思案する部署です。
最後の「パートナー管理」は、部長に昇進して初めて任された部署です。増えてきた代理店様、パートナー企業様とのお取引、また複雑化してきた支払い部分に対してルールを見直し、双方にとってリスクのない条件整備やメリットのある関係性を築く制度づくりをしています。
いずれも、会社全体の制度やルールを決める仕事であり、Wizをスムーズに進めるための基礎固めをしていく部署だと思っています。
―Wizの基礎を固める大切なお仕事をされていますが、営業部時代のご経験をどう活かしているのでしょうか?
バックオフィスに就く前は、営業部で責任者をしていました。自身の営業経験から「どれだけ営業部が良い状況、良い環境で営業活動ができるか」ということは日頃から考え大切にしていることです。直接、売上に関わることはできないけれど、先ほどの業務内容でお伝えしたような制度や基準、業務フローを整えることで、現場がよりシンプルに効率よく売上アップを図れるよう、営業部の動き方を細部まで考慮し制度設計に役立てています。やはり現場を見てきた経験は大きいと思いますね。
役職は責任範囲が広がること
―では、普段仕事をする上で心掛けていることやポリシーは?
心掛けていることは、常に「自責思考」で仕事をすることです。この考えは事業統制に関わり始めてから芽生えてきたのかもしれません。会社全体の統制について思案する仕事なので、様々な業務がふってきて「これも私の仕事?」って正直思う瞬間もあるんです。でもそれは私のポリシーに反すること。社員全員が他人任せにすると、お見合いになって結局会社を前に進めることができませんよね。だからどんどん自分から手を挙げてやっていこうと決めました。最終的に、自発的に始めたことはプラスの力として自分に返ってくると信じているので。責任の大きさやタスクの量を自ら広げて、そこに対して徹底的にやり遂げたいという思いでやっています。
―そういった大谷さんの姿勢が部長になられた理由のように感じます。ご自身で現在の職位についてどうお考えですか?
役職は責任範囲が広がることだと考えています。これまで「商品の業務フロー」と「制度」、この2つ柱を築いていくことが使命でしたが、新たに「計上基準」や「パートナー様への条件」と広がっていき、責任の幅と役割を持たせてくださったと感じています。また会社から求められていることは、商品、制度、計上、これらを柱とした会社全体の統制です。役職=責任という考え方を今まで以上に意識し、自分自身のミッションを認識しながら、任せていただいた持ち場をしっかり固めていきたいです。
―責任を果たすという点も含めて、入社されてから上昇思考はありましたか?
ありましたね(笑)。ただあくまでも、役職は後からついてくるものと捉えていました。
入社して営業部にいた頃は役職への憧れがあり、係長に早くなりたいという気持ちもあって…。実績をとにかく出せば係長に上がれると信じ、数字を追う毎日でした。着実に成果を出していったことを評価いただき、係長を1年間務め、その後、バックオフィスに異動して課長、副部長と昇格させていただきました。それで、副部長になった時に初めて部長というポジションを意識しましたね。昇進云々という話ではなく、Wizの中でもっともっと責任を持って「Wizを良くしたい」という気持ちが強くなったんです。その想いを持つことで、仕事への向き合い方が変わり、行動が変わり、結果として実力と一緒に役職というものがついてきたのかなと感じています。
先述しましたが、会社のことを他人事とせず当事者意識をきちんと持てたことが、今の自分をつくったのかなと思います。
仕事も仲間もWizも好き!
―仕事に対して常に前向きな姿勢で素晴らしいですね!ズバリお仕事はお好きですか?
あはは!あまり考えたことはなかったですが、すごく好きだと思います(笑)。
大学生時代の話になりますが、4年間ずっと同じコーヒーショップでアルバイトをしていました。時給が低く、他の仕事も考えたのですが、半年に一回の査定で時給がアップすることが嬉しくて嬉しくて(笑)。その頃から仕事を頑張って評価されることが自分のモチベーションになっていったのかなと感じます。最後まで時給の低いアルバイトでしたけど、続けてこられたのはお金ではなかったと思うんですよね。働く仲間とか、仕事の内容とか、与えられる責任とか、そういうことに楽しさや喜びを見出していったんだと思います。今でも連絡を取り合える大切な仲間もできましたしね。
Wizの仕事が好きなのも、仲間や上司との心地よい関係と仕事への責任を感じられるからだと思います。
―仲間や職場のことを想う大谷さんですが、Wizに対してもでしょうか?
もちろんです。仕事も仲間もWizも好きですよ!同時に「Wizを良くしていきたい」「Wizを前に進めたい」という想いも持っています。
山崎社長の情熱やアイデア、会社を好きであるという姿を見ると、やはり同じ船に乗ってWizをグングン前に進めていきたいなと思ってしまいますよね。よく山崎社長がおっしゃる「信じる力」について営業部時代に実感したことがあって。私が係長だった頃に大きな予算を追うことになり、月末3日前になっても達成の兆しが見えずギリギリの状態だったんです。でもこの言葉を思い出し、絶対に何とかしようと奮起し予算達成へつなげました!バックオフィスへ異動して、行ったことのない業務に対し不安になった時も、「君ならやれるから大丈夫!」と背中を押してくださいましたね。山崎社長にはこれまで随分助けていただきましたし、本当に多くのことを教わりました。Wizに対しては、自分が吸収したことをしっかり還元できればと思っています!
多種多様な働き方をする女性社員がたくさんいます
―若くして女性管理職に就かれましたが、Wizの女性社員について何かお考えはありますか?
女性としてのワーク・ライフ・バランスは人それぞれでいいと思いますし、Wizの女性社員にはもっともっと多種多様な働き方をしてもらいたいと考えています。ママさんの時短勤務もいいですし、在宅ワークでもOK。バリバリ働きたい女性や責任者になりたいという方は思いっきり仕事していただければと思っています。幸いにもWizにはその環境が整っていて、産休育休はもちろん、時短勤務、在宅ワーク、子供手当、シングルマザー手当、クリスマス手当、お年玉手当など本当に多くの福利厚生が完備されていますよね。こうした働きやすい環境があるから産休の復帰率も高いのかなと思います。
また、Wizは、年齢性別問わず実力で評価してもらえる会社なので、女性の役職者が多いのも特徴。なかなかこんな会社ってないですよね!Wizには自分に合った働き方をしながらいきいきと仕事をする女性たちがたくさんいます。Wizの女性社員をお手本にして、さまざまな方がもっといろいろな働き方にチャレンジできる世の中になればいいなって思いますね。
―バリバリ働かれている大谷さんですが、休日はどのように過ごされていますか?
土日休みの1日どちらかは友達と飲みにいったりお出かけしたりしています。大学時代のバイト仲間やクラスメイトと焼肉を食べに行くことが多いですね。お肉でエネルギーチャージをして、友人や仲間の顔を見てさらに元気をもらっています。家にいる時は動画配信サービスで映画やドラマをよく見ていて、最近は韓国ドラマにハマっています。
平日は思いっきり仕事をして休日はしっかりリフレッシュ。そしてまた月曜日から頑張ろう!と切り替える感じで日々過ごしていますね(笑)。
一緒に「Wizを良くしていきたい」
―今後どんな人がWizの仲間になってほしいですか?
2つあります。1つ目はやはり「Wizを良くしていきたい」というマインドを持った人が仲間になってくれれば嬉しいですね。最初からその考えを持つことは難しいですが、働いていく中でだんだんとエンゲージメントを高めてくだされば嬉しいです。この想いは実績を作りたい、同期や上司と信頼関係を築きたい、好きな業務を続けていきたいなど、それぞれが考える形でいいと思います。仕事や職場においてポジティブな気持ちさえあれば、その人がWizにとってとても大事な人材になるのではないかなと。
それから2つ目は「自分の不足を認められる人」 。誰でもミスやできていないことを報告するのって嫌ですよね。私もそうです。でも、この事実報告をきちんと偽りなくすることで、次に向けての改善策、施策を立てられ、成長できる人になるんです。そして何より互いに信頼関係を築くことができ、チーム全体、ひいては会社全体を成長させてくれます。ぜひ、この2つのことに共感できる方々と一緒にWizを盛り上げていけたらいいですよね。
―最後に、Wizにおける今後の課題と取り組みたいことを教えてください。
はい。Wizは「攻め」に強い会社だと思っています。社長からいろいろなアイデアが出てきますし、設立して今日まで「攻め」の強さで進んできた部分もあると感じています。だからこそ、私はバックオフィスという立場で「守り」もできる人間でありたい…!まだ、設立から10年も経っていない会社なので整っていないところが多いのも事実です。そういった部分に目を向け、1つ1つ整備していきたいと思っています。今後、社長が進めようとする物事に、同じベクトルを向けつつも、懸念されるリスクや問題に対して、しっかり備え対処できる人材が必要となります。それをまずは自分が務め、新しい事業を始める際も基板をしっかりつくり、会社が「攻め」であり続けられるように「守り」の部隊を強固にしていきたいです。
今まで、仲間の存在に励まされ、社長の言葉に感化され、何の迷いもなくただ「Wizを良くしていきたい」という想いでやってきました。この度、事業統制の部長を務めることになりましたが、自ら発したこの想いにも責任を持って邁進していきたいと思います。
さいごに
大谷さん、ありがとうございました。仕事の向き合い方や会社を成長させようという考え方など、管理職を志す女性にとって、とても参考になるインタビューだったのではないでしょうか?
働きやすい職場づくりを目指すIT総合商社 Wiz(ワイズ)で、あなたも一緒に働いてみませんか?選考についてお気軽にお問い合わせくださいね!
次回の社員インタビューもお楽しみに!
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