社員インタビュー

問題解決の毎日。総務は会社の母親的存在。だからこそ、会社や社員の成長が嬉しい /株式会社Wizの創業ストーリー(総務部からみたWiz6年間の振り返り)

IoT、ICT化に伴い、さらなるIT通信インフラを世の中に普及させることを目指すITの総合商社「Wiz」。2018年4月18日で、創業6年が経ちました。そこで今回、創業から総務でWizを支えてきた3名に、立ち上げ時のことやこれからの抱負などについてインタビューを行いました。

創業から総務でWizを支えてきた3名にインタビュー

―まずはWizに入社したきっかけを教えてください。
山中:私と山路さんは前職で共に山崎社長の秘書でした。山路さんが前職で産休・育休に入ったときに私が代わりに入ったりと交代でね。それで社長に声をかけてもらって、Wizの立ち上げに参加しました。

山路:私も前職を2012年の3月に辞めて、4月のWiz立ち上げ時に参加しています。でも前職の有給消化をしていたので、本格的に入社したのは6月からですね。

―山路さんはお子さんがいらっしゃっての入社と聞いていますが、小さい子供がいるのに大手からベンチャーへの転職に不安はなかったですか?
山路:当時、子供は2歳で保育園に預けていました。なので働く環境が前職と変わらないのであれば参加したいと思ったんです。子供がいたからやっぱり「休みはしっかりほしい」「時短で働きたい」とか社長に色々質問した覚えがあります。それに対して社長が全て「いいよ」って(笑)
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―Wizは立ち上げ当初から、時短勤務などの働きやすい制度があったのですね。結果的に前職の働く環境とあまり変わらない環境でしたか?
山路:はい。むしろ、前職よりも良かったですね。

山中:当時は営業手当て以外の制度はほとんどなかったので、総務メンバーと社長で作りました。当時、総務は人事も兼任していたので就業規則とかも。最初は他社の制度も参考にみてたんですけど、それよりWizは若い社員が多かったので、Wizに必要な制度を作ろうってなりました。実際に現場からの意見を聞いたり、社長のアイディアも多いですね。私もWizに入社後、子供を産んで復帰しているので、実際に子供のいる山路さんと私で子供がいる人向けの福利厚生など色々と提案して、作ってきました。

―大場さんはWizがスタートした7ヶ月後の2012年11月に入社ですね。前職からWizへの入社のきっかけは何ですか?
大場:前職はテニススクールの受付を7年務めましたが、PCや事務職のスキルを身に付けたかったので、転職活動を始めて、Wizに出会い入社を決めました。
求人サイト「女の転職」の説明会に行ったのですが、目の前に山中さんがいて。もうオーラを感じるじゃないですか(笑)しかももう一人の方も女性で、女性が多くてすごいと思いましたね。最終面談は社長だったんですけど、話してみて雰囲気とか面白い人だと思って興味がわき、楽しそうな会社だと思って入社を決めました。
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―立ち上げ初期のことを教えてください。
山中:当時は総務・人事・経理全てを担っていました。普通、会社立ち上げのときは戦力になる営業を多く集めると思うんですけど、Wizは12人中4人は営業以外でしたね。しかも、結構コストの高いメンバーばかり(笑)「誰とやるか」を重視していた社長らしいですよね。
立ち上げ最初の3~4年は、総務の採用は経験者ではなく人物重視でした。最近は会社の規模も大きくなってきているので経験も重視していますけど、当時は今と変わらず、一緒に働く人重視でした。

山路:Wizを立ち上げた翌月にはバイトの募集もして、当時は出向社員も多かったのでその年の11月には社員が200名以上はいましたね。どんどん組織が大きくなっていって、毎日業務をこなすことで精一杯でした。

―社長の掲げる「何をやるか」よりも「誰とやるか」に共感してくれる仲間を集めた結果、12名からスタートして、わずか6年で1,000名を越える会社になりました。支社も14ヵ所オープンしましたが、総務からみて大変だったことは何ですか?
山中:常に会社が成長して、社員も増えて、支社もできました。その新しくできた支社に制度を落とし込ませないといけないことですかね。組織が拡大すればするほど、文化や考え方はどうしても薄まっちゃいますよね。考え方は違ってもいいけど、同じビジョン(方向性)をもてるようにするにはどうしたらいいかって。

山路:私は今の業務でいうと給与計算ですかね。給与計算のシステムの部分ではなく、社員や制度が増える度に対応しなければいけない問題が増えるので、その解決が大変だと感じます。社員が少ないときなら課題が10で済んでいたのに、社員や支社が増えることでその課題が1000になったり。そこが総務の大変さですね。

山中:これまでは営業と総務などのバックヤードだけだったのが、クリエイティブやライターなど職種も増えました。働き方も正社員だけでなく、パート、ワーカーさんとか多様ですから、そこで生まれた様々な問題を解決するのが総務ですね。問題を解決をして、また問題が発生して解決して…その繰り返しです。

大場:私は支社を担当しているので支社のことになりますが、お2人が言っているように、社員が増えたらそれだけの考えがあるので、本社、支社全部が同じ認識になるにはどうすれば良いのかってところですね。
しっかり教えていても社員が増えると伝わっていないことも多いので、浸透させることに大変さを感じています。支社だとどうしても遠隔になるので、メールとかだと伝わりきらないですよね。例えば、社員に何かを周知するとき、本社にいればその周知内容がどうやってできたかの過程を見ているので理解しやすいです。でも支社にいると、周知メールとして結果しか分からない。受け取る温度感や理解度は変わってきますよね。その差を埋めるのが総務です。支社に行く度に「もっとフロアをキレイに」って毎回口うるさく言ってるので、支社の人からしたら「また文句言いに来た」って思われているかもしれません(笑)
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山路:その場(本社)にいて分かる空気感ってのもあるしね。メールや口で伝えても、なかなか全て伝えるのは難しい。

山中:年に2回実施している運動会も総務が運営しているけど、本社の運動会のドッヂボールって審判も本気だよね。線から出てなかったか、とか。その真剣さを支社にも届けたくて伝えても「運動会に必死な人」って思われてるかもね(笑)
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―なるほど。支社に行ったからこそ、本社との違いに気付けて、支社に必要なことが分かったんですね。逆にこれまでの総務のやりがいや、楽しかったことは何ですか?
大場:やっぱり支社巡りですかね。私は宮崎・鹿児島以外の支社は行きました。スタート時に教える人がいないので、フロアの環境を整えたり、業務を教えたりするために全国を回りました。問題もあって大変だと感じることも多いですけど、問題点を吸い上げて、責任者に共有し、問題解決を繰り返し改善する。時間が経って支社をみたときに「良い組織になってきたな」って感じると、やっていてよかったと思います。それこそ部下と話していて、最初は教えていることが伝わっていなかったのに、その部下の成長を見たときは本当に嬉しいです。

山中:総務って、従業員にとって働きやすい環境は何だろうとか、会社や従業員のためになることって何だろうって、”人のため”にという気持ちがないとできないと思う。”人のため”それが叶ったときにやりがいを感じますね。従業員にとってこれはやって良かったんだなとか。見返りを求めないお母さんですね。
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大場:支社に行って「この制度あって良かったです」とか言ってもらえると「作って良かったな」って思いますよ。

山中:社長がよく言っている「問題解決を繰り返す」っていうのを一番よくやっている部署なんじゃないかな。あとは、社長と関わりの多い部署ですね。一般社員のときから社長と直接やりとりする部署って、他にあまりないんじゃないかな。役職関係なく社長から直接指示がくることもあるので、社長の考えが浸透しやすいかも。

山路:そうですね。営業部だと面談や食事会など、どうしても機会が限られてしまう。でも総務だと他の部署の責任者と関わることも多いので、色んなことに気付けると思う。

―”お母さん的存在”。総務の方の仕事ぶりをみていると納得です。丸6年経ちましたが、これからの抱負を教えてください。
山中:今までは色々作るばかりで効果検証があまりできていなくて。これからは作ってきたものに対して、作ったものがどう働いているのか、どういう効果で更に改善点は何だろうってしっかり検証をしたいですね。あとは、業務もコストも削減できることがまだまだあるので、そこを見直しして業務効率に繋げたいです。

山路:今までは作ることで精一杯だったからね。その先ですよね。私も6年間があまりにもあっという間過ぎて、業務をこなすことしかできていませんでした。今後どうしていくのかを折返しの6年で考えてやっていきたいですね。

山中:「これまでの6年は種を蒔く6年。これからは、それをどう花を咲かせて実を回収しようか」ってところですね。

大場:私はやっぱり色んなことの支社への落とし込みですね。100%本社通りとはいかないと思うんですよ。地域性や文化もありますし。なのでそれぞれの支社に合った内容を作って、落とし込んでいきたいですね。

山路:支社にレールを引いてあげること、だね。

山中:分析して、改善して、見える化していきたい。見える化ができていないから支社でバラつきがあるんだと思う。これを見れば、全従業員が同じようにやり方が分かる、そんな風に色々と見える化させたいです。広報PRやクリエイティブと一緒に連携して実現させたいですね。
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総務からみたWizの6年間、いかがでしたでしょうか。3名にインタビューをして感じたことは、大変だと思うことは決して「仕事が大変」という単純なことではなく、「従業員のために何かをしたいのにできていない」「従業員が困っているので改善したい」など、社員への想いがベースでした。「何をやるか」よりも「誰とやるか」を根底に、経営理念に共感してくれる仲間を集め採用活動を行ってきた結果、設立から6年で14支社、従業員数1,000名を超える規模まで成長することができました。Wizには人を想える仲間がいます。少しでも気になった方は是非、足を運んでみてください。

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