“ダイバーシティ”ってよく聞くけど、Wizはどうなの?Wizで働く韓国人クリエイターに聞いてみた
今回は、Wizの「創る」を支えている恵比寿支社・メディア本部の外国籍社員の2人に、Wizの働く環境についてインタビューを行いました!インタビューを受けてくれたのは、メディア本部でSEとして在籍している李(イ)課長代理とデザイナーの禹(ウ)さんです。
デザイナーの禹さん、エンジニアの李課長代理にインタビュー
写真左から、デザイナーの禹さん、エンジニアの李課長代理
-早速ですが、お2人のこれまでの経歴を教えてください。
李:私は、韓国の大学でパソコン関連の学科に入り、プログラミングを学んだ後、韓国のWEB会社で約5年半SEとして働いていました。30歳のときに日本に来日し、14年ほど経ちますね。日本で最初に就職したのが、WEBやアンドロイド開発をしている会社で、主にサーバー系の仕事をしていました。途中、リーマンショックがあり、約1年程フリーでSEなどの業務をしていました。その後、WEB開発の会社で派遣社員として働いた後に、Wizに入社しました。
-Wizに入社したきっかけは何ですか?
李:前職の派遣社員時代は、大きなプロジェクトを任されていたので、残業も多かったですし、時間も不規則でした。ちょうどその頃に子供が生まれたのですが、私の実家は韓国、妻の実家も国内の遠方なので、夫婦で協力して育児をしなければいけない環境でした。なので、プライベートと両立できる環境に転職しようと、転職活動をはじめました。転職サイトGreenで転職先を探していたところ、Wizに出会いました。Wizは自宅からも近く、勤務時間も10時~と決まっていますし、面接のときに福利厚生について説明を受けたのですが、他社にはない制度もあって充実していると感じました。家族が増えた私にとって、Wizの働く環境はとても魅力的でした。そうそう、私、WizのGreenでの採用者第一号だったらしいですよ(笑)
-記念すべき人ですね!私たち、日本人からみても、Wizの福利厚生の多さにはびっくりしますが、外国籍の李課長代理からみても魅力的だったのですね。続いて、禹さんはどのような経歴なのでしょうか?
禹:私は日本のマンガが好きで、もともと日本に興味があったんです。約半年、日本語のひらがなやカタカナを韓国で勉強して、日本の日本語学校に留学したのが来日のきっかけです。日本では、日本語を学びながら、デザインの専門学校でグラフィックデザインを学び、卒業後は、日本のWEB会社に契約社員として入社しました。ここではバナー制作などをしていて、そこでコーディングも覚えましたね。私が通っていた学校はデザインの学校だったので、当時はPhotoshopしか使えなかったのですが、会社から「コーディングもしてください」と言われ、独学で勉強しました。サイトのデザインからコーディングなど表面的な部分を創るマークアップエンジニアですね。
そして、契約期間が終わったので、転職をしました。やっぱり、生活のためには安定した仕事が必要なので、正社員で働けるところを探しました。次に入社した会社は、携帯電話のケースを製造し、更に自社のECサイトで販売する会社でした。ここでは、自社サイトのデザインからコーディングを担当。当時は、WEBデザイナーが私一人しかいなかったので、周りに仕事のことで相談できる人が周りにいなかったんですよね。なので、自分がやっていることが合っているのかどうかも分からない状態でした(笑)。Wizに入社したときは、ディレクターやデザイナー、エンジニアなど、色んな職種があり、担当役割が明確だったので、とても驚きました。
-禹さんが前職を転職して、Wizに入社をした決め手は何ですか?
私は転職活動をする中で色々な会社をみてきましたが、Wizには長く働き続けることができる環境があると思いました。私も結婚しているので、家族を養っていかないといけません。李さんと同じで、面接のときに、Wizの福利厚生の話を聞き、安定性を感じました。就労ビザの関係もあるので、外国籍の私たちからすると、やっぱり企業の安定性は重要なんです。もちろん、Wizの事業内容も魅力的でした。私はこれまでの経験と同様に、デザインとコーディングの両方をやりたいと思っていたので、自社運営メディアがたくさんあるWizは、それができると思いました。加えて、クリエイティブ事業部には経験や知識が豊富な人がたくさんいるので、色々聞けて、学べる環境があると思いました。間違ったことは指摘してもらえるので、成長できますよね。それでWizに入社を決めました。
-確かに、メディア本部だけをみても、色々な職種があり、前職の経験も様々な人が集まっていますよね。では、現在のお2人の業務内容を教えてください。
李:私は大きく3つのプロジェクトを担当しています。「コールシェア」という、自宅でコールセンター業務ができるクラウドソーシングサービスサイトと、日本全国の新店舗オープン情報をお届けするメディア「開店ポータル」、そして、従業員の勤怠システムです。3つのプロジェクトのバックエンドエンジニアとして、サーバーの実装を担当しています。
禹:私は、「ピピっとチョイス」、「レジチョイス」、「カメチョ」という3つの比較メディアのデザインを担当しています。時々、LPやコーディングにも携わることもありますね。
-実際にWizで働いてみて、どのようなことでやりがいを感じますか?
李:Wizに入社する前までは、設計書が作られて、その通りに作るバックエンド業務がメインだったので、自分の担当以外の箇所は気にしなくて良く、どのような意図でこの設計になったのかが分かりづらかったんです。でも、Wizでは定期的にメディアのMTGがあり、メディアの方向性などを常に共有し、また自分の意見がメディアに反映されたりするので、創る側としてやりがいがありますよね。フロント側のことやSEOのことも勉強になりますし、何より「自分たちがメディアを創っている」という実感が湧きますね。
禹:私は先程も話した通り、様々な職種があって、経験豊富な人が揃っていることですね。色々と勉強になり、成長できる環境だと感じています。Wizでは、四半期ごとに上司と面談がありますよね。自分の目標の進捗を確認したり、次の四半期の目標を決めたり。前の会社でも面談はありましたが、ここまでしっかりとした面談は初めての経験でした。四半期面談をすると目標が明確で分かりやすいし、目標を100%達成したときは嬉しいです。例えば、自分が担当しているメディアにお客様からお問い合わせがあったりすると、やりがいを感じますね。
-自分の意見を発信しやすく、その意見が担当しているメディアに反映されているのですね。
李:そうですね。Wizでは、社長や上司にメールで業務報告をしていますが、1,000人も従業員がいる会社の社長であれば忙しいはずなのに、私のメールに返信をくれたときは最初、驚きましたね。プロジェクトに関しても、提案をすれば返信がきますし。
禹:私は社長への業務報告メールの際に、「皆勤賞を目指します」と一文入れて送ったところ、「頑張ってください」と返信がきました!李さんと同じく、最初に返信をもらったときはびっくりしました。「こんなに細かいところまで読んでくれている!」と(笑)。
-Wizではよく聞く話ですよね。直属の上司との関係はどうですか?
禹:デザイナーの場合、デザインしたら上司にチェックしてもらうので、よくアドバイスをもらっています。表現について分からないこともまだ多いのですが、「こういう場合はこういうデザインの方が良いよ」とか、「こうした方がフロントエンジニアが分かりやすいよ」など、ケースごとに細かくアドバイスをくれます。上司とは席も近いので常日頃、意見を発信できています。上司もそれを受け取ってくれて、とても仕事がしやすいです。
李:私も、エンジニアメンバーとは毎日チャットなどを活用してコミュニケーションが取れていますね。
-国籍や職種を超えて、チーム一丸となって良いものを創ろうという環境なのですね。今後、Wizでどのようなことにチャレンジしたいですか?
李:私は、今担当している「開店ポータル」というメディアに、もっともっと自分のアイディアを取り入れたいと思っています。あと、エンジニアとしては、モダンな技術などをもっと習得し、他社にない新しいサービスを立ち上げて、ワクワクできるようなプロジェクトにも挑戦してみたいですね。
禹:私は、李さんが新しく立ち上げたプロジェクトのデザイナーとして、一緒にプロジェクトに携わってみたいです。同じ韓国出身ですが、担当しているメディアが異なるので、一緒に仕事をする機会がほとんどありません。なので、いつか同じプロジェクトに挑戦してみたいですね。
李:私たちが一緒のプロジェクトを担当することで、今後Wizにもっと外国籍の人が入社しやすい環境を作れたら良いよね。
-Wizは多くのメディアを運営しているので、同じプロジェクトでないとなかなか仕事をする機会がないですよね。お2人は、仕事以外では普段、コミュニケーションは取っていますか?
禹:週に数回、2人でティータイムの時間を取っています(笑)。ティータイムといっても、喫茶店でお茶をするのではなく、休憩時間に会社の近くのコンビニまで一緒にコーヒーを買いに行き、帰ってくるほんの20分くらいのことですけど。でも、その時間にお互いのことや最近の韓国について情報交換していますよ。いつも交代でコーヒーを奢り合っているので、このティータイムが終われないんですよ(笑)。
-短い時間ですけど、同じ国出身で、日本で頑張っている者同士で過ごす時間は素敵ですね。最後に、お2人はどんな人と一緒に働きたいですか?
禹:経験者でも未経験者でも、人の話を聞ける人ですかね。クリエイティブはチームで仕事をしているので、コミュニケーション能力はとても大事だと思います。私もどんなに小さなことも、上司に「これはどうですか?」など自分の意見を伝えるようにしています。Wizは意見を発信しやすい環境ですし、意見を取り入れてくれる環境なので、自分の意見をしっかり発信できる人が良いですね。
李:バックエンドエンジニアは結構堅い仕事なので、面白い発想とか、「最近はこういう実装の仕方が流行っている」など、自分のアイディアや情報を発信してくれる人が良いですね。ただシステムを実装させればOK、ではなく、どうしたら速くなるか、どうしたらセキュリティ的に良いのか、など考えられる人が良いですね。
貴重なお話をありがとうございました。
Wizでは、国籍、年齢など関係なく、色々な経験をしてきた人が活躍しています。恵比寿支社のメディア本部では、ディレクター、デザイナー、エンジニア、マーケッターなど幅広い職種で募集をしています。決められたことをただこなすクリエイターではなく、自分のアイディアをメディアに活かしたい!新しいことにチャレンジして、クリエイターとして成長したい!そんな熱い想いのある方は、是非Wizに話を聞きにきませんか。
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