コラム

iPhoneをロボットにするスタンド

こんにちは、
広報部の藁谷です。
2013年2月26日(米国時間)に、
「TED」というプレゼンの模様を録画した動画アーカイブ(TED Talks)で、
ケラー・リナウド氏がプレゼンし、
「Romo」という、スタンド型ロボットが披露されました。
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iphoneに専用アプリをインストールし、iPhoneをスタンド本体に差し込むことで、
iphoneを高機能なロボットにしてしまうという、
なんとも魅惑的なガジェットです。
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動画をストリーミングしたり、
リモコンに反応して向きを変えたり、
ドラッグ&ドロップの簡単なプログラミングでロボットの動きを設定することもできたりと、
さまざまな機能が揃っています。
例えば、カメラ。
Romoはこれで人間の顔を感知し、
あくびをマネしたり、挨拶したりコミュニケーションもとれます。
例えば、Wi-Fi接続機能。
Romoの操縦に利用されるほか、動画を他のアップル製品に送ることもできます。
ドラッグアンドドロップの簡単なプログラミング・インターフェイスで
ユーザーがコマンドロジックを設定できるそうです。
また、iPhoneやPCから遠隔操作してRomoを街で走らせ写真やムービーを撮ったり、
テレビ電話として使用することができます。
障害をよけて自律運転することもできます。
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そして「romo」は、表情がとても豊かで、
愛嬌のある笑顔に私は夢中です。
動いている様子は、本物のペットのよう!
▼Romoを操作する様子は以下のムービーから。
「The New Romo on Vimeo」
使い方は…
【1】まず初めに、専用アプリをダウンロードし、
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【2】Romo本体にiPhoneをセットして……
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iPhoneを差し込むと、
iPhoneがRomoの脳や目、耳、リモコンやコミュニケーションの手段となります。
【3】別のiPhoneから操作します。
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操作は、iphone以外にも、ipadやPCからも操作できるようです。
ケラー・リナウド氏は、
「iPhoneのプロセッサーを利用することにより、
Wi-Fiに対応し、コンピューターヴィジョンに対応したロボットを150ドルでつくることができる。
これまでこうしたロボットにかかっていた費用のおよそ1%だ」
ロボットと聞くと手が出せないほどの金額をイメージしてしまいますが、
150ドルなら手が届きますね!
ただ、日本での販売はあるかどうか不明ですが…、
是非とも日本向けに発売してほしいところです。
「Romo」
※英語表記ですが、Romoのホームページです。
http://romotive.com/

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