コラム

強い意識付け

はじめまして。
今年の2月に広報部に入社した、渡邉と申します。
今回は私の大好きなフットボールクラブについて記そうと思います。

私の好きなフットボールクラブは“マンチェスター・ユナイテッド”。
香川真司選手が所属していて、日本人にも人気のクラブです。
今ではプレミアリーグを代表する、世界有数のクラブとなっています。
私が好きになったきっかけは、
自分が学生時代にサッカーをやっていたことと
ただ何となくカッコいいなと思ったことでした。

1990年代当時、海外のサッカーと言えば、
TOYOTAカップで来日することの多かったACミランや
ユヴェントスなどセリエAのチームしか知名度がありませんでした。
ACミランのオランダ・トリオが90年代前半を席巻していました。
ひねくれ者の私は何故か好きになれず、
90年代欧州では低迷していたイングランドのクラブに興味を持つようになりました。

90年代終わりにやっと欧州最高のタイトル、
チャンピオンズリーグ(ビッグイヤー)を獲得したチームが
マンチェスター・ユナイテッドだったのです。

イングランドのクラブで最初にビッグイヤーを掲げたのも、
80年代後半からのイングランド・フットボール低迷期を打破したのも、
このマンチェスター・ユナイテッドだったのです。

今でこそ屈指の人気を誇るこのクラブですが、苦難の歴史がありました。
同じ町にシティというチームがあり、昔はシティの方が強く、有名でもありました。
オアシスのギャラガー兄弟もシティの大ファンです。
戦後の混乱期にホームスタジアムが資金不足で改修できず、
ライバルクラブ・シティのスタジアムを借りている時代もありました。
飛行機事故で主力選手が亡くなったり、長期低迷で主力が離脱したり…。
それを変えたのが、1986年に監督に就任した
アレックス・ファーガソンという人物です。
彼の手腕で一気に欧州でも最高峰のチームへと変貌を遂げていきました。

ファーギーズ・ベイブスという若手を登用。
ならず者と呼ばれるような選手を懐柔。
彼の手腕により、数々の栄光をクラブにもたらしたのです。
そんな彼の最も優れていた特徴は、
“規律意識”と“勝利への渇望”を選手に植え付けたことです。
クラブの勝利の為に行動する。どんなスター選手だろうと例外はない。
強い意識付けが、クラブを救い、栄光をもたらしたと言えます。

ワイズはまだ新しい会社ですが、
何よりこの強い意識付けがなされている会社だと感じています。
これから数々の栄光を築いていく会社だと思っています。
そんな会社の一員として、
自分も常に前を向いて、会社と共に
成長していきたいと思っています。

記事一覧に戻る