コラム

最近読んだ小説

広報國分です。
今回は最近読んだ小説のご紹介です。
TV最高視聴率をマークした「半沢直樹」です。
原作のタイトルは違い「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」です。

 
今までに出会った事がないフィクションでありながら妙に「リアル」に感じ、
同世代のバブル崩壊時期に私も社会人になったという境遇からか?!
ぐいぐいと物語の中へ引き込まれる感じがしました。
これも「池井戸 潤」先生の力なのでしょう。
☆池井戸潤Wikipediaへリンク
2冊目を読み終わる頃には、本屋に有るだけの「池井戸 潤」を買ってしまいました。(がっはは
 
☆写真&TVドラマYouTube(半沢直樹最終回いいね!で選ぶ「名セリフ」ベスト10)
http://www.youtube.com/watch?v=OBKZp-nQar8 
 
たぶん今回のテレビドラマは一度もちゃんとは見てないのですが、原作と少し変えているとかいないとか。(汗)
 
ほろ苦い結末に落胆し、それでも思い起こせば部分的には壮快で、何か勇気をこの本からもらった気がします。
 
他の作品も「組織」のディテールは細かく「妙にリアル」を感じながら、
やはり主人公は順風満帆とはほど遠い「波乱万丈」の人生を歩んでおり、
「がんばれ!」「負けるな!」という感情が沸き出てくる立場で読んでしまう作品になっています。
また、不思議な演出というか、どことなくうる憶えな「過去の事件」と相俟って
「ん?昔本当に起きたあの事件を書いているのか?」
と違った意味で興味をそそる創りになっているのがこの作者の特徴でもあります。
 
今読んでる小説「鉄の骨」 
中堅ゼネコン若者が大型公共事業を受注する為、「談合」が習慣づいている組織に真っ向から入札に挑む。
組織に殉ずるか正義を信じるか。
吉川英治文学新人賞を受賞した作品です。
 
tetuno-hone
 
分厚いです。なんと672ページです。(汗)
スカッとしたい方にオススメ
「飛ぶタイヤ」上・下 
運送会社である日起きてしまった事故から突然襲う倒産の危機・・・。
どん底から這い上がるのに一番大切なものを教えてくれる作品です。
 
食生活にスパイスをという方にオススメ
「震える牛」 相場 英雄 作
大手スーパーの本当か嘘か?!
かなりセンセーショナルなフィクション作品。自分も震えました。
 
「半沢直樹 面白かったね!」「スカッとした!」「やられたら倍返し!」
というTVドラマで共感された方は、ぜひ他の作品にも触れてみると「半沢直樹」がより面白く、10倍面白く感じるかも知れません。
 
私もテレビドラマ「半沢直樹」をこの10月、1話から観て楽しみたいと思います。
http://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki
 
余談ですが「半沢直樹」こと、堺雅人さん演じる「リーガルハイ」が10月8日から新シリーズが始まります。
ある意味「真逆な人格」。「世の中は金じゃない」と「世の中は金だ」をどう演じきるのかも楽しみたいと思います。
www.fujitv.co.jp/legal-high/index.html

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