社員インタビュー

社会人未経験のバンドマンが思い続けた、営業への道【career interview】

Wizには、多種多様なキャリアを持った方が多く働いています。そして、個々の経験値を会社の幹を太くする大切な資産と捉え、積極的に中途社員の採用活動を実施しています。そこで本企画「career interview(キャリアインタビュー)」では、異業種から転職を果たし、Wizで活躍する中途社員をフォーカス。
 
今回はバンドマン経験を持つCV事業部の三浦さんに、バンド時代に学んだことやWizでの新たな発見、目標などをうかがいました。

Naoki Miura/大学時代にバンドを結成。2年後に解散し、インディーズバンド「Apollogic(アポロジック)」へベーシストとして加入。その後プロを目指し本格的なバンド活動へ。5年を経て脱退し2018年1月にWizへ入社。現在「コンバージョンあがるくん」などを推進するCV事業部・課長として営業職で活躍する。

▶ Facebook Naoki Miura

バンドマンとしてベースを担当していました

―三浦さんの前職について教えてください。
 
29歳までバンドマンとしてベースを担当していました。メンバー全員ミスチルのような音楽が好きだったこともあり、ポップスやロックといったジャンルの曲を作って、月2〜3回、渋谷のライブハウスで演奏していましたね。
本格的にプロデビューを目指していたので、代々木にあるスタジオを借りて夜11時から朝6時まで、ぶっ通しで練習を行うような日々でした。
 
―かっこいいですね!賞レースやオーディションも参加されたのでしょうか?
 
はい。大きかったイベントでいうとAbemaTVの生放送の賞レース番組に出演しました。4組のバンドが出場して、5週連続1位で勝ち抜けたら100万円をもらえる企画でした。最終週まで残りましたが、残念ながら1点差で2位と、優勝を勝ち取ることはできませんでしたね。
勝ち上がるまでの必死さや、トップになれなかったときの悔しさは今でも鮮明に覚えています。

バンドは一つの会社

―そうだったんですね。バンド活動で学ばれたことは何でしょうか?
 
そうですね。人を楽しませることを一番に学んだかなと思います。僕たちはアマチュアバンドだったので、5組くらいのバンドが集まるブッキングイベントに参加することがよくありました。 各バンド30分〜45分ぐらい任せてもらえるのですが、チケット代がドリンク代込みで3,500円。そのお金を払って、お客さんは好きなバンドを見に来られます。
 
費用対効果と言うと夢のない話になるかもしれませんが、1時間にも満たない出演時間を目いっぱいファンの方々に楽しんでもらえるようなパフォーマンスやファンサービスを相当意識しましたね。そういった意味で、相手の心を弾ませるプレゼン力なんかが備わったのかなと思います。

 
―他にはどんなスキルを身につけたと思われますか?
 
バンドって一つの会社なんですよね。シングル、アルバム、グッズ等の制作から物販、費用・スケジュールの管理、周知させる広報活動など、バンドを運営するためには、純粋に音楽だけではない。メンバー全員が力を合わせて、さまざまな業務もこなしつつ、知ってもらう施策を立て、バンドを守っていくことが重要です。こういった一連の活動から事業運営のスキルも身に付いたのではないかと思っています。

社会人未経験だった自分が選んだ営業職

―どうしてバンドマンを辞めることになったんですか?
 
父親が営業職に就いていて、その背中を見ていたこともあり、実は営業をやりたいとずっと思っていました。 大学在学中、就職活動でも随分悩みましたが、バンド活動が軌道に乗ってきていたので、そこで踏み切ることができなかったんですね。
30歳になる前に、昔から考えていた営業の道へ進むことを決断し、メンバーに話をしました。すんなり受け入れてくれたわけではなかったのですが、僕自身の意志も固く、最終的には応援してくれる形で送り出してくれましたね。

―驚きました。では、そこからどのようにしてWizへ入社されたのでしょうか?
 
Wizのインスタからエネルギッシュさを感じたからです。バンド時代は、ファンを巻き込んだSNS発信などの広報業務を担当していて、その経験からか、インスタを見て共感できる熱量や自由さみたいなものを感じたんです。
 
ただ、社会人経験もなかったので、まずリクルート関係の仕事をしていている友人に他己分析をしてもらうことから転職活動を始めました。友人から「三浦くんのコミュニケーション能力を見ていると、営業の仕事も大丈夫だよ」と言ってもらい、その言葉を励みにWizへエントリーしました。 他の企業への選考も進んでいたのですが、楽しそうでエネルギーが伝わる企業に就職したいという思いが強く、最終的にWizを選ぶことにしました。


 
―社会人未経験者として、エントリーシートに何を書かれたのでしょうか?
 
自己PR欄には、「次に何が流行るかという戦略を練られる」と書きました。
当時、そこまでSNSツールとして使われていなかったインスタをいち早く取り入れ、バンドの世界観を作り出したり、Twitterで流行りの音楽やメディア情報を収集したり、YouTubeの需要を考慮し動画作成に力を入れたりしました。
また自分たちを売り出すためにミュージックビデオの配信は必須だと考え、プロモーション効果を得られるよう、タイミングを計りながらSNSツールを多用しました。
 
この辺りの施策はマーケティングの分野であると思っていましたし、アンテナを張ってバンド活動に自ら変化を加えていったことで新規ファン獲得という実績も作ったため、ここは自信を持って書かせていただきました。

Wizに入社してからの様々な発見

―Wizに入社されて、苦労されたことは?
 
部下を持ったことです。バンドメンバーのように価値観が似ている者同士が集まっているわけではないので、言い方や励まし方にすごく悩みました。育ってきた環境も違えば、世代も違う。その中で部下の力を最大限に発揮させ、同じゴールを目指すためには、個々を知ることが大事だなと痛感しましたね。
 
―気づきや発見はありましたか?
 
インプット要素を強くするとマーケットのチャンスが広がるということです。バンドマンは音楽市場で戦っていて、自分たちの作品を持って「どうですか?」というアウトプットの力が試されます。
しかしWizは、お客様に対して「お困りごとは何ですか?」というヒアリングから始まる。そしてお客様、企業、ひいては社会全体の課題を知ることができる。よって様々な課題における巨大なマーケットで勝負することができるんです。

さらに、WizではDXソリューションメディア「Wiz cloud」から160種類以上もの商品・サービスをご提案できます。課題に合わせてサービスを掛け合わすことも可能。豊富でハイクオリティな商品が揃っているからできることですが、商談のファーストステップである、お客様のお話を丁寧に聞き出すことをすれば、売上伸長につながると確信しました。これは大きな発見であり驚きでしたね。

Wiz営業マンとして、これから情熱を注ぎたいこと

―営業マンになられてからもブレずにある考え方はありますか?
 
バンドマン時代から、「無理に好かれる必要はない。でも、嫌われたら終わり」という考え方を持っています。バンドはファンだけではなく、ライブハウスのスタッフさんや多くの関係者の方々に支えられています。当然ながら遅刻厳禁。片付けや掃除などもしっかり行い、大切にライブハウスを使いたい!迷惑をかけたくない!そういう気持ちを持ち続けていました。これは、最低限のマナーだと思いますが、実は信頼関係を築く上で最も大切なことで、今も疎かにしたくないんですよね。
伝えたいこと・熱量はこういったことの積み重ねで成り立つものだと考えています。
 
—最後に、三浦さんご自身の今後の目標を教えてください。
 
広島支社を作ることです。北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州のいわゆる八地方区分で唯一支社がないのが中国地方です。当エリア最大の地方都市にWizの拠点を置いて、全国各地のお客様のお悩みを解決できる態勢を整えたいと考えています。
 
また以前から僕は、地域と会社がチームを組んで、街を活性化させていくというビジョンを持っています。野球をはじめとるするスポーツで地域色が強い広島であれば、家族を会社に招いて企業参観をしたり、スポンサー運営などを含めた異業種交流をしたりと、Wizから地域の人たちを巻き込んで、子供たちの未来や、理想とする街の形について熱く語り合えるのではないかと期待しています。
営業という新たな道を歩み始めて3年ですが、広島支社長を目指し情熱を絶やさず頑張りたいですね。

さいごに

全力を注いだバンドマン人生から一転、Wizの営業職を選んだ三浦さん。現在でも日々の営業活動や広島支社設立に向けて、ハートを燃やし続ける様子がうかがえました。三浦さん、ありがとうございました。
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次回の社員インタビューもお楽しみに!
 
 
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