企業にヒューマンポリシーが必要な理由
こんにちは。Wiz(ワイズ)広報部です。
2月に入り、2016年もすでに1/12が終わってしまいましたね。
ワイズにとっても今年は新たな事業展開や事業強化など地盤を固め飛躍していく年。
そこで、2016年はワイズの6つのヒューマンポリシーのうち一部が改変されました。
新たなヒューマンポリシーを胸に、2016年も邁進していきます。
さて、そもそもヒューマンポリシーって何のこと??と思われる方も多いはず。
企業によっては「行動指針」と呼ばれたりしますが、これをWizでは「ヒューマンポリシー」と言い、会社の価値観としてまとめています。
組織を運営していくためには、この「行動指針」というものは欠かせないものになりますが、では、なぜ行動指針が必要なのでしょうか?
企業活動においては、様々な考え方、やり方、捉え方があり、基本的に「これが正解!」というものはありません。
企業により、目指すものや価値観なども異なり、それが企業文化にもなっていきますが、数多く企業がある中で、社会に認められ際立った存在になっていくには、その会社なりの価値観やポリシー、筋の通った考え方が必要になります。
「企業理念」がない会社はほとんどないとは思いますが、この「企業理念」という抽象的なイメージを達成するために、実際にどのような行動をすれば良いのか、ということをまとめたのが「行動指針」になります。
よりブランド力を高めるために、考え方を明確にし、それに従って自分たちの行動を方向付けていくことが必要なんですね。
これが社員に浸透していて、非常に高いCS(顧客満足)の評価を受けている企業として、リッツカールトンや、スターバックス、amazonに買収されたザッポスなどが有名です。
例えば、スターバックスでは、単純に「ここのコーヒーが好き!」というファンだけではなく、「店員さんのファン」という人も非常の多いですよね。
「列に並んでいたら、『寒そうだから』と小さなカップでコーヒーをくれた!」などネット上にもさまざまな「神対応」「感動した!」などのコメントが溢れています。
ではなぜ、このような心遣いができるのでしょうか。
スターバックスの理念を見てみると、その一部に「感動体験を提供して、人々の日常に潤いを与える。」とあります。
ただ、これだけでは、企業理念は理解できても、前述のような行動をとるのは難しいのではないでしょうか。
理念にある「感動」の捉え方も人それぞれで、「めちゃくちゃ美味しいコーヒーを淹れること」が「感動」に繋がると思う人もいれば、「サプライズイベントのようなことをお客様を楽しまること」が「感動」に繋がると思う人がいるかもしれません。
解釈がさまざまになりがちな定義を、会社の考えとぶれないよう方向性を作り、行動を起こすことができる状態に持っていけるものが「行動指針」になるのだと思います。
スターバックスでは、「グリーンエプロンブック」と呼ばれるサービスのビジョンを共有するための心得手帳があるそうですが、そこには次の5項目が挙げられています。
・歓迎する ・心を込めて ・豊富な知識を蓄える ・思いやりを持つ ・参加する
シンプルな言葉で、スターバックスとしてのビジョンなどを共有しているんですね。
そして、スターバックスは、「マニュアル」がないそうですが、このビジョンを実現するために柔軟な対応ができるよう、各店舗に多くの権限を与えているということです。
マニュアルが悪いわけではありませんが、画一的なサービスになってしまうと、どうしても臨機応変に対応ができなくなってしまいます。
また、そこに「人間味」を感じることも出来なくなってしまい、お客様の「感動」につなげることもできないのではないでしょうか。
個人を尊重し、また企業文化が浸透しているからこそ、自発的に動き、お客様に感動を与えることができる。
「行動指針」なくして、理念を実現させるのは難しいんですね。
Wizでも、個人を尊重し、「人」にスポットを当てています。
「何をするか」ではなく「誰とするか」。
事業ではなく、「人」を軸に事業展開をしています。
「100年成長し続ける企業作り」という経営理念と
1、顧客の満足を第一に考える
2、 社員が成長とやりがいを持てる職場環境を創る
3、多様な価値を創造し社会への貢献を目指す
という企業理念の下、
どのようにアクションするか具体的な行動として6つのヒューマンポリシーが掲げられています。
Wizヒューマンポリシー
1. 変化に強い
2. スピードがある
3. 問題解決できる
4. 陽のオーラを発する
5. 仮説を信じる力
6. オールWizの精神
Wizは、創業5年目を迎えるまだまだ若い会社。
今はまだ、この理念と行動指針に基づいた行動を全社員が完璧に実行できているわけではありません。
ただ、この理想を掲げて日々意識し習慣化していくことで、強い基盤を作っていけるのだと思います。
100年成長し続けるためにも、社員が一丸となって、これからも更なる価値の創出をしていきたいと思います。