量質転換、営業からエンジニアになった話
こんにちは!広報の齋藤です。Wizでは、指名された従業員がブログを更新し、最後に次の人を指名して回していくブログリレーを行っています。記事のジャンルは決まっておらず、仕事の取り組み方から個人のハマっているもの、みんなへのオススメなど様々です。今回は、ブログリレーに投稿された、仕事の考え方についての記事をご紹介いたします。
福岡クリエイティブチームの上野です。今回は、私がエンジニアになった話をします。
今でこそエンジニアとして画面のプログラムやコマンドと対峙する日々ですが、私の社会人としての初期のキャリアは紙面広告の法人営業でした。
数人で行うフリーペーパーの新規発刊事業の立ち上げメンバーの営業担当(営業は自分1人)でした。広告の契約を取らなければならないが、会社・個人として経験・ノウハウはない。そんな中考えてから行動する方だった自分がしきりに言われていた言葉がこの「量質転換」。まず動いて量を稼げと。すると質に変わると。
ただひたすら飛び込み営業、アポ取りを繰り返し、たくさんの人とお話しする。そんな中で自分の足りないものはなにか、媒体や会社のブランド力としてなにが必要か、ということをなんとなく感じるようになってきました。ルーチンが見えてくると何がだめだ、こうすればいいのになどいろいろ工夫が湧き、
・アポ取りや客先でのトークの仕方を記録、試しては反省しブラッシュアップ
・営業先リスト集め: 新聞・フリーペーパー・チラシの広告を切り抜き業種・時期別にデータ化集計
・アポ先と行動、受注確度、結果をデータ管理し蓄積、日々の日報記録と過去分析に利用
・媒体のブランディングと効果測定のためにWeb構築
といった仕組み、システム構築を独学一人で夜な夜な始めていました。
自分で作った仕組みで、自分が動き、自分で結果を出していくことが快感でした。猛烈に勉強して得た知識技術脳内を画面内で披露し生まれたシステムが、自分の手から巣立っていくような感覚。売れる仕組みづくり、営業を科学しているような感覚。ここから私はエンジニアのキャリアを目指していくようになりました。営業の量から質を考えられるようになり生まれた経験でした。
このときのキャリアチェンジは簡単なものではありませんでしたし、ずっとエンジニア一筋でやってきて自分より若く経験が豊富な人もたくさんいました。ですがこの経験は、今自分がエンジニアでありたいと思えている糧になっています。何かをやる前に損得勘定で選り好みせず、ひたすら全力で取り組むことで生まれることってあるなぁと、エンジニア実務経験が営業年数を超えた今でも思います。
そんな私は現在myMODEのシステム開発を行っています。営業をサポートするシステムが大好きな自分にとっては宝箱のような仕組みです。またWizには上記に挙げた項目のような仕組みが既に整っています。Wizのいろいろな仕組みは、たくさんの方のたくさんの経験や苦労から生み出されたものなのだろうと思います。
私としては、さらに営業部のメンバーに有意義な仕組みを提供できるようさらに切磋琢磨します。
myMODEをよろしくお願いいたします!!!
さいごに
いかがでしたでしょうか。まず動いて量を稼ぐ。すると質に変わっていく。この考えはどの業務でも通ずる部分があるかと思います。ひたすら経験を積んだからこそ視野が広がり、広がった視野が発展へと繋がっていきます。
このブログを読んで、普段の仕事から一歩踏み出す気づきになれれば幸いです。
業種がかわっても、得た経験を活かし活躍されているクリエイティブチームの上野さんのブログをご紹介いたしました。