社員インタビュー

大手航空グランドスタッフから未経験の人事職へ【career interview】

Wizには、多種多様なキャリアを持った方が多く働いています。そして、個々の経験値を会社の幹を太くする大切な資産と捉え、積極的に中途社員の採用活動を実施しています。
そこで本企画「career interview(キャリアインタビュー)」では、異業種から転職を果たし、Wizで活躍する中途社員をフォーカス。
 
今回はANAグランドスタッフの経験を持つ人事採用の花澤さんに、前職のことやWizで挑戦したいことなどをうかがいました。

Maika Hanazawa/中学生のころから目指していたグランドスタッフの夢を叶え、大手航空会社へ新卒入社。4年間、国際線担当を務め、2018年2月にWizへ入社。現在、人事担当として活躍している。

▶︎Twitter wiz_hanamai
▶︎Facebook Maika Hanazawa

憧れのグランドスタッフというお仕事

 
―早速、花澤さんのキャリアについて教えてください。
 
はい。私は、成田空港で大手航空会社のグランドスタッフとして4年間働いていました。自社の国際線だけでなく、業務委託という形で外資系の航空会社のハンドリングも一緒に行っており、自分の会社の制服を着ながら他社の航空会社の業務にあたるなんてこともよくありましたね。
空港の顔として働きながら、様々な国の方を接客できる仕事に誇りを持って励んでいました。
 
―グランドスタッフのお仕事内容を教えてください。
 
大きく分けて3つあります。1つ目は出発のカウンターの業務。2つ目は搭乗手続きなどの出発搭乗口の業務。そして3つ目は到着便の対応業務になります。
 
空港内の出発までと到着してからの接客業務全般になるわけですが、空港を利用されるすべての方の安全を守ることが第一のお仕事。キャリアを積むと同時に危機管理や接客業務の知識を増やす必要があり、お客様の安心安全をご提供できることを4年間、徹底的に教わりました。

前職で知り得た様々な経験

―中学生から目指されていたお仕事だったとのことですが、ギャップなどはありましたか?
 
そうですね。もちろん、世界中のお客様が行き交う場所なので、様々な文化や言語を肌で感じられ、キラキラした瞬間を何度も経験しました。しかしその裏で、一つひとつの業務に正確性が求められ、思った以上にタイムプレッシャーがかかる仕事だなと思いましたね。そこが一番のギャップといいますか、良い意味で鍛えられたところです。
 
―日々の業務の中で達成感を得たことや、嬉しかった出来事は?
 
時間と安心安全を守るお仕事なのでチームプレーが重要です。搭乗口の業務では4、5人でチームを組むのですが、「定時が迫っているのに、問題が起きました!」なんてことはしょっちゅうで、トラブルも一つではありません。そういった壮絶な状況を乗り越えて無事にお客様をお見送りできたときは、協力し合えた仲間との絆も深まる瞬間であり、大きな達成感を得られましたね。
 
嬉しかったことと言えば、やはりお客様から感謝の言葉をいただいたときです。中には、行きの便の接客後に「あの時はありがとうございました」とお土産のクッキーなどを持ってきてくださるお客様もいらっしゃったりして、今でも嬉しい思い出として大切にしています。

―航空業界で身に付いた考え方や、スキルは?
 
一言で言うとスピード感です。チームで報告・連絡・相談をその時々でして、自分で考えても解決できないことはすぐ聞くというのが当然のルール。お客様にもご迷惑をかけるし定時運航にも影響が出るので、申し送りにしても受け答え方にしても、社内コミュニケーションにおいて丁寧さと分かりやすさが大事でした。
 
また自分自身についても同様に、マニュアルを噛み砕いてメモを残し、何か起きたときにスムーズに自分の知識から引き出して対応できるようにしていました。よって情報、知識の整理術もここで学びましたね。

自分で考えて挑戦できるWizへ

—Wizへの入社のきっかけを教えてください。
 
マニュアルだけに頼らず自分で考えて挑戦できる仕事をしたいなと思ったことと、熱量を持って成長できる環境で働きたかったからです。
大手企業である前職では、現場と経営者層との間で生じる温度感の違いを感じつつも、自分の業務だけに追われる人が多くいました。仕事プラスアルファが少なく、自身やチームの改善・成長をそれぞれイメージできない…また、プロジェクトや新組織が立ち上がってもトライする人がいない…それがちょっと寂しいなと感じたんです。
 
だから、トップも含めて全社員が同じベクトルを向き、会社全体を発展させようする企業だったら、また違ったやりがいを見つけらるかも!?と思って、あえてベンチャー企業であるWizを選んだんです!

—Wizでは、どうして人事職を選ばれたのですか?
 
転職時に、前職のネームバリューも投げ捨てましたし(笑)、自分のキャリアを活かせる仕事があるなんて1ミリも思ってはいませんでした。だからどんな会社に就職しても、会社全体を知ることができる広報PRからスタートできればと思っていました。でも接客が好きでしたし、人と接する仕事ができればと考えていたのでWizの面接時に「人事職も興味がある」と伝えました。
 
すると、面接担当の方が「それであれば人事も候補に入れておきましょう」と言ってくださり、ありがたいことに人事での入社が決まったんです。ただ、人事スキルがまったくない私に何ができるだろうと少し期待と不安が入り交じる状況ではありました。
 
―Wizに入られて2年。前職の経験が生きているなと思えることは?
 
前職では国籍・年齢・性別問わず、固定概念をなくした対応を心がけていて、人事職でもそれを実践しています。求職者の応募理由から何となくその人の考え方や生き方をイメージできたとしても、面接ではそういった先入観を頭から外して、本質的な部分をしっかり見ようとしていますね。
 
また、人事未経験の私が、このようなインタビューを通して“異業種からでもWizなら挑戦できる”といことを証明し、求職者にトライする気持ちを持っていただけたとしたら、これも前職のスキルが活かされていることなのかなと思っています。

―前職の相違点から感じることや新たな目標は?
 
航空会社時代も相手を想うことを大切にしていましたが、絶対に事故につながってはならない仕事なので、トップダウンで行動することが多くありました。その点Wizは、自分で考え、一人ひとりに任されている裁量も大きいです。
 
返せば自ら突き進む力が必要なわけですが、自分自身をハンドリングできる環境だからこそ、もっと人事としてやりたいことを発信して、マネジメント面でもステップアップできたらなと思っています。
 
—改めて感じるWizの魅力は?
 
熱量の部分ですね。何も望まず、ただ会社にいるだけだったら、絶対埋もれていってしまうからこそ、Wizは他の社員からすごく刺激をもらえる会社です。新卒社員からもハッとさせられる場面が多くて、自然とそうした意識になれる環境がとても自分に合っていると感じます。実際に実績を残し急成長している社員の方々を見ると頼もしさも感じますし、私もボーっとしてられない!とモチベーションを高めてもらえます。
 
また、年齢、社歴、役職、関係なく活躍できるフィールドがあり、会社やチームのプラスになることであれば、どんどん私たちが会社を変えていこうよ!という社風やスタイルは魅力的ですよね。

過去と未来の自分へ送るメッセージ

―3年前である前職時代の自分へメッセージをお願いいたします。
 
グランドスタッフはとてもやりがいのある仕事だったので、転職活動を始めるまで1年くらい、もやもやしている期間がありました。なので、そんな私にメッセージを…
 
「お客様の安全をお守りするという責任ある仕事に就かせていただきながら、ミスしてへこむこともたくさんあると思う。でもその経験は必ず生きてくるので自信を持って前に進んでね。
Wizという素敵な会社に出会うことになるけど、今の仕事の経験値を増やすことだって素晴らしいこと。自分の選ぶ道がどんな形でも数年後の私は一つも後悔はしてないよ。まずはやれることやりきって、お客様と仲間とたくさんの思い出つくっていってね」

 
―ありがとうございます。では、最後に3年後の未来の自分へ一言お願いします。
 
どうしよう…ゲキを飛ばしながら未来の自分にメッセージを送ります。
 
「Wizには優秀な方がたくさんいるけど、今も埋もれたくはない気持ちを大切にできていますか?役職者を目指す自分の強みや武器はできていますか?いい意味で欲張っていけたらと思っています。本当にこれから私は、この気持ちと人事スキルを身に付け、がんばっていくので応援してくださいね!」
 
今、未来の自分から「がんばれ!応援してるよ」と言わているような気がしますね(笑)。
がんばります!

さいごに

グランドスタッフという憧れの職業から思い切ってWizに転職された花澤さん。Wizはご自身が望んでいた成長できる環境があり、「後悔はない」という言葉がとても印象的でした。花澤さん、ありがとうございました。
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次回の社員インタビューもお楽しみに!
 
 
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