コラム
プログラマの分かれ目
こんにちは!
Wiz広報部の井上です。
今日は、京王線の電光掲示板に表示された長すぎる電車の話題を紹介します。
この後の電車は32768両編成です。
3万2768編成の電車が存在したら、1両20メートルとして全長655.360キロ。
直線距離で言うと、新宿から広島に届くくらいになります。
この数字を見て、何も思わない人、変だな?と思う人、間違えたのかな?と思う人、『あーw』と思う人。
この『あーw』と思うかがプログラマかどうかの分かれ目です。
10進数では『32768』という数字
これを2進数で表すと『1000000000000000』という数字に変換されます。
『1000000000000000』は、マイナス(-)という意味です。
つまり、
京王線の入力担当者が『8(両)』か『10(両)』と入力するはずの枠に
誤って『-』と入力してしまったため、
表示プログラムが、「-」を→「1000000000000000」(2進数)と判断し、
10進数に変換して「32768」(10進数)出力してしまった結果と考えられます。
バグでめちゃくちゃな数字が表示されていたかと思いきや、
32768という数字には意味があったようです。
『32768』 この数字は覚えておくと、小ネタに使えるかもしれません。