コラム

テレワークとは?在宅勤務とは違うの?テレワークについて解説

突然ですが、「テレワーク」という言葉を聞いたことはありますか?テレワークとは、IT通信技術を使って、職場以外でも働ける働き方のことを言います。ライフスタイルが多様になり、場所や時間に捉われないで働ける環境を創ろうという取り組みが活発になってきています。つまり在宅ワークは、テレワークの中のひとつの働き方ということになりますね。今回は、今注目のテレワークとはどういったものなのかをご紹介したいと思います。


目次
1.テレワークとは
 ―テレワークの概要
 ―テレワークの雇用形態

2.テレワーク普及の背景と現状
 ―日本政府も推奨するテレワーク 
 ―テレワーク普及により期待できる効果

3.テレワークの現状
 ―日本のテレワーク人口
 ―テレワーク導入企業の割合
 ―テレワークが普及しきらない理由
 ―テレワークのこれから

4.テレワークのメリットデメリット
 ―テレワークを取り入れる企業のメリットデメリット
 ―働き手のメリット・デメリット

5.テレワークにはどんな仕事がある?
 ―在宅ワークの具体的な仕事の種類
 ―在宅ワークの探し方

6.Wizのテレワークへの取組み
 ―テレワークを実現するクラウド型CTIシステムを開発
 ―在宅ワークスタッフ積極採用中!



テレワークとは?

テレワークの概要

テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。テレワークという言葉は造語で、「tele = 離れた所」と「work = 働く」を合せたものです。ライフスタイルが多様化する昨今、様々な事情で働けない方が自宅で働ける方法として、総務省も推奨しています。
参照:日本テレワーク協会http://www.japan-telework.or.jp/intro/tw_about.html

テレワークの雇用形態

テレワーク雇用形態

「テレワーク」=「在宅ワーク」と思われた方も多くいるかもしれませんが、厳密には違います。在宅ワークはテレワークという働き方の中のひとつで、「モバイルワーク」や「サテライトオフィス勤務勤務」という働き方もテレワークになります。
テレワークの区分として、雇用関係がある場合、無い場合でご紹介します。
雇用型:企業に在籍した被雇用者が行うテレワーク
■在宅勤務
自宅にいながら、会社とはパソコンをネットで繋ぎ、連絡を取るという方法の働き方。もともと企業に勤めていて、育児や様々な理由で会社に出社できない従業員が在宅で働けるというものです。在宅でできる仕事は限られてきますが、出社できる時間は出社して、会社でなければできない仕事を取り組む、などすれば在宅勤務が可能でしょう。
テレワークメリットデメリット


■モバイルワーク
事務所に毎日は出勤せず、顧客先や移動中に、パソコンやスマホなどを使って働くこと。お客様先に訪問する営業マンの方などが、モバイル通信を利用して外出先でも働ける、というものです。ネット環境があればできる仕事を外出先で行うことで、業務効率は格段にあがるでしょう。
モバイルワーク


■サテライトオフィス勤務
企業または団体の本拠から離れた所に設置されたオフィスを就業場所とするもの。地方にサテライトオフィスを設けることで、I・Uターンを希望する人が転職をしないで済んだり、都心では出会えない人材を確保できるというメリットもあります。
サテライトオフィス勤務
 


自営型:個人事業者・小規模事業者が行うテレワーク
■SOHO
個人事業主として仕事を請け負い、在宅などで働く形態。法人格を持っていることが条件。デザインやコーディングなど、専門性の高い技術が必要な仕事が多いです。
soho


■在宅ワーク
個人が仕事を請け負う、またはテレワーク人材会社に登録を行い仕事を請け負うという勤務形態。軽作業などの仕事が多く、給料が安いのが課題です。
在宅ワーク


テレワーク普及の背景

日本政府も推奨するテレワーク

日本では少子高齢化の進展に伴い、15~64歳までの生産年齢人口が今後更に減少すると予測されており、労働参加率の向上を通じた労働力確保が中長期的な課題となっています。テレワークの普及は、人々が多様で柔軟な働き方を選択することを可能にし、就業者の離職抑制や非労働力者の就業につながると期待されており、政府も積極的に推奨しています。
場所にとらわれない柔軟な働き方である在宅ワークは、事情により会社での勤務が難しくなってしまった方や、育児をしながら働きたい女性の方、介護をしながら働きたい方など、これまで働きたくても働けなかった、という方の雇用拡大に繋がると考えられます。
政府は「世界最先端IT国家創造宣言」(平成27年6月30日閣議決定(変更))において、「全労働者数に占める週1日以上終日在宅で就業する人雇用型在宅型テレワーカー数の割合」を雇用形態の多様化とワーク・ライフ・バランスの実現状況を計るKPIのひとつとして設定し、2020年までにこれを10%以上とすることを目標としています。
参照:【国土交通省 テレワーク人口実態調査】http://www.mlit.go.jp/crd/daisei/telework/p2.html

テレワーク普及により期待できる効果

■少子高齢化対策の推進
人口構造が急激に変化し、少子高齢化が問題となる今、女性や高齢者、障がい者などの就業機会の拡大を見込めます。その結果、労働力人口の減少解消に貢献できます。
■ワーク・ライフ・バランスの実現
家族と過ごす時間や、自分で自由に使える時間が増加することが見込めます。また、家族が安心して子どもを育てることができる環境も創ることができるでしょう。
■地方創生
UJIターンや二地域居住など、企業等を通じた地域活性化を見込めます。徳島県は人口減少が大きな問題でしたが、県のIT環境の整備によってテレワーカーを呼び込み、人口の増加を実現したという例もあります。
■環境負担軽減
通勤による交通機関の利用が減ることで、CO2の削減など、地球温暖化防止に貢献できるとされます。

テレワーク効果


テレワークの現状

テレワーク導入企業の割合

総務省が発表した「平成25年度通信利用動向調査の結果」によると、テレワークを導入している企業の割合は9.3%で、資本金規模別では資本金50億以上企業では38%の導入率となっている。また、テレワークを導入している企業のテレワークの効果についてみると、「非常に効果があった」「ある程度効果はあった」を合せて8割以上(83.9%)で、多くの企業がその効果を認めていると言えます。
参照:【総務省 平成25年度通信利用動向調査の結果】http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/140627_1.pdf

日本のテレワーク人口

国土交通省「平成26年度テレワーク実態調査」によると、現在の日本のテレワーカー数は2012年に930万人に達したとのこと。しかし、2年後の2014年には減少し550万人となっています。
在宅ワーク人口
出典:国土交通省「平成26年度 テレワーク人口実態調査」http://www.mlit.go.jp/common/001084303.pdf
しかしこの数字は終日在宅で就業している人の数ではなく、一部在宅勤務をしている人なども含まれています。週1日以上終日在宅で働く雇用型在宅テレワーカーの数は約220万人で、全労働者に占める割合は3.9%。まだまだテレワークの普及はこれからというところです。

テレワークが普及しない理由

総務省の「通信利用動向調査」によると、規模の小さい企業の方が、テレワークの制度を導入する企業が少ないとのこと。テレワークを導入しない理由としては以下の通りです。
・セキュリティ、情報漏えいの対策が難しい
・テレワークでできる仕事が少ない
・社員の労働の管理が難しい
・コミュニケーションが取りづらい
テレワークは様々なメリットが見込める働き方ですが、これらの理由によりなかなか浸透していないという事実があります。しかし、IT技術の発展により、これらの課題は解決が可能なところまで来ています。

テレワークのこれから

テレワークとはなにかというと、「柔軟な働き方の実現」と言い換えることができるでしょう。テレワークの導入は企業にとってリスクもあることだと思いますが、柔軟な働き方を提供することはこれからの日本の社会で必要になる事ではないでしょうか。テレワークの推進が、少子高齢化の問題など、社会の様々な問題を解決するひとつとなっていくと考えられます。
なかなか普及しないテレワークですが、東京都の小池都知事は積極的に促進をかけています。働き方改革や、女性の活躍できる社会づくりに力を入れており、自身でテレワークを体験したり、補助金の導入なども進めています。


テレワークのメリット・デメリット

働き手のメリット・デメリット

■メリット
多様な働き方を実現
・子育てや介護などを理由に離職せざるを得ない人たちも自宅で働ける
・病気やケガで、通勤が困難になってしまった人も働ける
ワークライフバランスを実現できる
・通勤時間が削減でき、自分の時間を増やす事ができる
・家族と過ごす時間が増える
・住みたい場所に住める
 自然に囲まれた生活がしたいという夢もかなうかも!
通勤ラッシュのストレスの軽減
・朝の通勤ラッシュ時に電車に乗らなくていい。
■デメリット
労働時間の長時間化
いつでも仕事ができてしまうので、ついつい長く仕事をしてしまう、という人もいる
コミュニケーション不足の問題
コミュニケーションの減少による仕事の意欲低下に繋がってしまう
≪問題の対策方法≫
・企業とテレワーカーで納得できるノルマを策定するなど、明確な評価基準を企業に設けてもらう必要があります。また、時間で労働する場合はタイムマネジメントの技術を身に着ける必要があるでしょう。自宅の中で、仕事をする場所と、生活する場所を明確に分けることも、メリハリを持って仕事をするためには効果的でしょう。
・ネットの通話システムなどを活用し、定期的に本社の従業員をコミュニケーションを取るなど対策が必要でしょう。

テレワークを取り入れる企業のメリットデメリット

■メリット
優秀な人材の確保ができる
・多様な働き方を認めることで優秀な人材を確保できる
・育児や介護などを理由による退社の防止ができる
営業効率・顧客満足度のアップが見込める
・モバイルワークにより、顧客訪問回数や、顧客滞在時間の増加が見込める。迅速、機敏な顧客対応を実現できる
コスト削減できる
・資料のデータ化推進による業務効率の向上が見込める
・オフィスコストの削減ができる
・交通費の削減ができる
■デメリット
労務管理の問題
・常に仕事を見ているわけではないので管理が難しい
コミュニケーションが不足する問題
・コミュニケーションの減少による、従業員の仕事への意欲の低下、信頼感の低下などの恐れがある
≪問題の対策方法≫
・クラウド勤怠システムにより勤怠管理ができます。また、カメラを設置し、就業時間内の勤務を見るという対策も必要かもしれません。
・達成すべきノルマを策定し、これにより成果を評価するなどの対策ができます。(ただし、事務職などでは、ノルマによる評価がしにくいという課題もあります)
・遠隔会議システム、クラウドCTIシステム(ネットによりパソコン上で通話ができるシステム)などを導入することで、コミュニケーションの問題を対策


テレワークにはどんな仕事がある?

在宅ワークの具体的な仕事の種類

雇用型のテレワーク(在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務)は、各企業の従業員が、オフィス以外で働く働き方のことなので、ここでは、自営型の「SOHO」と「在宅ワーク」でどのような仕事があるかをご紹介します。
①データ入力
1.データ入力
■仕事内容
パソコンを利用し、あらゆるデータを入力していく仕事です。
・ペーパーなどの原稿を見て、そのままその情報を打ち込みデータにする。
・紙の住所録を打ち込みデータにする
など。
■給与額の目安
・住所録打ち込み:0.5円/1件×3000件=1,500円
・ベタ打ち:5文字1円⇒3000文字で600円
■必要なスキル
単純作業がほとんどで、未経験可の場合が多く、特別に必要なスキルはありません。パソコンを使い慣れていて、タイピングが早い方が良いでしょう。
■どんな人が向いてる?
繰り返しの作業が苦になら無い方
細かい作業が得意で正確に仕事ができる方
パソコンを使い慣れている方


②テープおこし
2.テープ起こし
■仕事内容
テープに録音された音声や、動画の音声を聞き取り、文字データとしてデータを入力していく仕事です。
■給与額の目安
・60分分のテープ:1万円程度
■必要なスキル
未経験可の場合が多く、特別に必要なスキルはありません。パソコンを使い慣れていて、タイピングが速い方が良いでしょう。
■どんな人が向いてる?
繰り返しの作業が苦になら無い方
細かい作業が得意で正確に仕事ができる方
パソコンを使い慣れている方


③コンテンツライター
3.コンテンツライター
■仕事内容
商品のモニターやサイトコンテンツの記事を執筆する仕事です。
■給与額の目安
・1文字平均0.5円~2円程度
・1記事あたり1万などの場合もあり(記事のクオリティや内容による)
■必要なスキル
文章を書くスキルが必要です。また、場合によっては情報収集の能力なども必要です。
■どんな人が向いてる?
文章を書くことが好きな方
新しいものを発見することが好きで、好奇心旺盛な方


④内職・手作業
4.内職手作業(袋詰め)
■仕事内容
シール貼りや箱詰め、袋詰めなどの作業をするお仕事です。
■給与額の目安
・シール貼り:1枚0.1~2円
・袋詰め:1つ0.5~20円
■必要なスキル
シール貼りなどの場合は正確さが求められます。ある程度の器用さが必要でしょう。
■どんな人が向いてる?
単純な作業の繰り返しなので、コツコツした作業が苦にならない方、几帳面な方に適している仕事です。


⑤アンケート・モニター
5.アンケートモニター
■仕事内容
送付されるアンケートに答えたり、モニターとして商品の体験談等を書いたりする仕事です。
■給与額の目安
・アンケート:1件5円~50円など
・モニター参加:3,000円~10,000円ほど
■必要なスキル
感想文を書く能力
■どんな人が向いてる?
何かに対しての感想や意見を書くことが好きな方、得意な方に向いているでしょう


⑥専門技術職
6.専門技術職(プログラミング)
■仕事内容
専門の知識や技術が必要な仕事なので、本格的なビジネスとなります。
・イラストレーター
・翻訳
・プログラミング・システム開発
・ホームページ作成
■給与額の目安
本格的なビジネスになるので、案件により数万から数百万と報酬は高額です。
■必要なスキル
それぞれ専門的なスキルが必要です。

在宅ワークの探し方 ―おすすめクラウドソーシングサイト4選―

在宅ワークの仕事を掲載するクラウドソーシングサイトで探すのが良いでしょう。ここでは、おすすめクラウドソーシングサイト4選をご紹介します。
①ランサーズ
1_lancers
参照:http://www.lancers.jp/
短時間でできる単純作業の仕事が多く、空き時間におこずかい稼ぎをしたい、という方におすすめのサイト。仕事の依頼件数が一番多い、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
利用者数:46万人
運営開始:2008年~
仕事依頼件数:約1,300,000件
利用料:無料


②クラウドワークス
2_crowdworks
参照:https://crowdworks.jp/
利用者数が日本最大級。PCやスマホでできる軽作業のお仕事を多く掲載しています。データ入力や軽作業、文章作成など簡単なお仕事から、ホームページ制作、アプリ開発、デザインなど、高額な報酬が見込める案件もあります。
利用者数:87万人
運営開始:2011年~
仕事依頼件数:約50,000件
利用料:無料


③シュフティ
3_shufti
参照:https://www.shufti.jp/
主婦のための在宅ワークサイト。データ入力やアンケートなどの簡単な作業の他、イラストやWEB制作のお仕事もあります。
利用者:35万人
運営開始:2007年~
仕事依頼件数:約5,000件
利用料:無料


④ココナラ
4_coconala
参照:http://coconala.com/
自分が得意な事を仕事にしたい、という方におすすめのサイト。占いや似顔絵制作など、一風変わったお仕事もあるのが特徴。
利用者:20万人
運営開始:2012年~
仕事依頼件数:約50,000件
利用料:無料

⑤コールシェア

参照:https://share.callnavi.jp/
日本一稼げる在宅ワークの確立を目指す、在宅で働きたいユーザーと、人手が欲しいコールセンターやコール業務のある企業をマッチングさせる在宅型コールセンター業務のプラットフォームサイトです。在宅ワークでも稼げる仕事がいいという方におすすめ。
運営開始:2017年~
利用料:無料


Wizのテレワークへの取組み

テレワークを実現するクラウド型CTIシステムを開発

Wizでは、在宅ワークを実現するべく、兼ねてより取り組んでおり、CTIシステム(電話やFAXをコンピュータシステムの一部に統合したもの)のクラウド化に成功しました。この結果、パソコンとインカムさえあれば、「いつでも」「どこでも」アウトバンドテレマーケティングが可能になりました。
在宅ワーククラウド


株式会社Wizは、2017年度の目標の1つとして、在宅ワーカー100名の採用をめざし、本格的に在宅ワークでの雇用を推進しております。これまで働きたくても働けなかった、という方、ぜひWizで一緒に、テレワークの推進に貢献し、新しい働き方を構築していきましょう!ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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