コラム

チャイルドマインダーとはなに?保育士との違いを比較

「チャイルドマインダー」をご存知でしょうか?チャイルドマインダーとは、子どもの保育に関わる資格のひとつです。今回は、チャイルドマインダーとはなにか?保育士との違いはなんなのか?をご紹介していきたいと思います。

チャイルドマインダーとは

チャイルドマインダーとは、「少人数制の家庭的保育の専門家」のこと。0歳から12歳の子どもを対象に、家庭の育児や教育方針に従った保育を行います。資格は民間資格で、個別保育がメイン。というのも、一人一人の「個性」を尊重し、自立心を育成することを大切にしているからです。少人数制にすることで、一人一人のこどもと深くかかわり、自ら考える力を育て、自立心を育む環境を親とともに創り上げていくのが、チャイルドマインダーの役目です。

チャイルドマインダーとは
 

チャイルドマインダーの特徴

保育園や幼稚園などと違い、1施設5名以下、一人のチャイルドマインダーにあたり対応できる子どもの数は3名までと厳しく決められています。そのため、子どもは「大切にされているということと実感」しながら安心して過ごすことができます。
チャイルドマインダーの資格取得後は、自宅で託児所を開業したり、お客様の自宅に訪問する形で保育サービスを行うなど、フリーランスや自営業で働く方が多いです。働く時間や、場所に制限があるかたなども働きやすく、自分のライフスタイルに合わせて働くことができる点で注目されています。

チャイルドマインダーの歴史

チャイルドマインダーの発祥はイギリスで、100年以上の歴史があります。イギリスでは約60年前から「国家職業資格」に認定されており、信頼のある職業で、多くの家庭から支持を得ています。

チャイルドマインダーの歴史
 

チャイルドマインダーの資格取得方法

チャイルドマインダーの資格は、資格認定を行っている団体の養成講座を受講し、試験に合格すると取得することができます。
チャイルドマインダーの資格を取得できる団体


■NCMA,Japan

参照:http://www.hoiku.co.jp/lp/
 
■ヒューマンアカデミー

 
■チャイルドマインダージャパン

参照:http://www.childminder.jp/

 

チャイルドマインダーと保育士の違いを比較

チャイルドマインダーと保育士の違いを比較
 
保育士とは


保育士は、厚生労働省が管轄する、子どもの保育に携わる国家資格。保育士の資格は、「保育士試験」に合格するか、大学や専門学校など「指定保育士養成施設」に通い、所定の単位を取得し卒業することで得られます。その後、各自治体の「保育士登録簿」に登録すると、保育士として働くことができます。

 
資格の違い


おおきな違いは、まず資格が異なります。チャイルドマインダーは民間資格で、保育士は国家資格になります。チャイルドマインダーは、国家資格ではないため、保育所で働きたい方には向きません。

働き方の違い


次に、保育を行う場所が異なります。保育士の場合は、保育園や幼稚園などの児童福祉施設に雇用され働く場合が多く、集団保育がメインになります。
保育を行う働き方の違い
チャイルドマインダーの場合は、1人あたりに担当できる子どもの数が制限されているということもあり、個人保育になります。自分の自宅や、お子さんの家庭などで行う場合が多いです。企業内保育や、保育園に勤務することもでき、様々な働き方を自分で選ぶことができます。
個人保育

 
保育できるこどもの数の違い


チャイルドマインダーと保育士とで、一人あたりに保育できる子どもの数の上限が異なります。チャイルドマインダーは最大4人までで、0歳児は2人、1歳児は3人、2~4歳児は4人までと決められています。保育士は、0歳児は3人、1~2歳児は6人、3歳児は20人、4歳以上は30人と決められています。※各自治体により、上限が異なる場合もあります。

チャイルドマインダーと保育士の収入を比較


チャイルドマインダーと保育士の収入を比較

チャイルドマインダーの収入は、基本的に自分で設定できますが、訪問して保育する場合などは時給1500円くらいが目安。保育士は施設に勤務し、正社員で働く場合が多く、月収20万円前後が目安。時給で働く場合は1000円前後からとなっています。

まとめ

チャイルドマインダーは、少人数保育のスペシャリスト。一人一人の子どもとじっくり関わる保育の仕事をしたい方、保育の仕事をしたいけど働ける時間が少なく保育施設に勤務するのは難しい、という方などに向いている資格です。保育士不足などが社会問題となっている昨今、今後注目される資格かもしれませんね。

 

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